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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年07月30日

杉田論文 ~ 「区別」を「差別」と言い換えて批判する邪道

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 27日金曜日、自民党本部前には主催者発表で五千人の人が集まり、新潮45に「「LGBT」支援の度が過ぎる」という論文を寄稿した杉田水脈議員の自認を求めるデモが行われた。デモ隊がアジ演説を行う後方には、「九条を守る 平和日本」というノボリも見える。すべてとは言わないまでも、デモ隊を構成する人の一定の割合は、官邸前のお馴染みのメンツということだ。

7月28日 自民党本部前デモ


 ハフィントンポストは、このデモを「発端は個人によるTwitterでの呼びかけ」とし、「#0727杉田水脈の議員辞職を求める自民党本部前抗議」というハッシュタグを作った平野太一と伝えた。平野の呼びかけによって一般市民が立ち上がり、自民党本部前のデモに発展したと、「市民の草の根デモ」という建てつけだ。ところがこの平野には「しばき隊」という属性があり、平和安全法制や反原発、新大久保での在日擁護等々のデモではお馴染みの活動家だ。まさに常連であり、個人の呼びかけで自然発生的に…という記述はミスリードも甚だしい。

 LGBTを差別するなという主張を展開するのは自由だが、その活動に群がる面々もいつもの通り。ハフポスト以外にも、朝日新聞は「杉田氏「生産性」発言に広がる批判 自民党本部前で抗議」という長文の記事を掲載し、福島瑞穂はデモに顔を出した。共産党や立民、民民の連中もコバンザメの如く一斉に杉田批判を叫び、世論を反自民に誘導しようとしている。

 昨日は、新潮社に叱られるのを覚悟で杉田氏の論文を全文掲載した。そして、昨日のエントリーにも様々なコメントをいただいた。私はスパムや誹謗中傷と思しきコメント以外は掲載に制限をかけていないが、もう少し反対側からの意見が来るかと思ったものの、そういうコメントはなかった。サヨク界隈の馴れ合いに埋没しているのか知らないが、残念なことだ。

 論文をすべて読んだ方には、ある程度の共通理解が生まれると思う。それは、杉田氏の論旨の根幹は、LGBTのうちのT(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害だが、LGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル)は個人の性的嗜好であり、そのふたつは区別して考えるべきだということだ。サヨクの常套手段として、「区別」を「差別」と言い換えて批判する手法があるが、批判にはまさしくこの手法が使用されていると考える。何故「区別」が必要になるかというと、国会議員として、そこに公金を投入することの是非を論ずる必要があるからだ。

 デモ隊は「人権を無視する議員はいらない」と連呼していた。しかし、杉田議員の論文を読む限り、人権を無視する内容は読み取れない。人権無視とは、この場合、LGBの人たちが活きる自由や権利を奪うことを言うはずだが、論文にはそんなことは書いていない。唯一、「生産性」という表現を用いたことは、「産む機械」発言で揚げ足を取られ、失脚した柳澤元厚労大臣を連想させるもので、野党、活動家や左派メディアには撒き餌になってしまった感がある。しかし、この生産性ということばでさえも、LGBの人たちの人権を無視したものではない。人権無視というのは、ことばの切り取りによって、反対勢力が拡大解釈し、プロパガンダ化したものではないのか。

 デモ隊は、杉田議員の辞職を求めている。だが、論文は、LGBの人たちの人権を侵したわけでもなく、政策論である。例えば、朝鮮学校に公金を投入する政策にも賛否がある。外国人に参政権を与える是非についてもそうだ。いずれも、時に区別が差別と言い換えられるケースものだ。しかし、それらも政策論とすれば、賛成側も反対側も相手方の辞職を求めない。私には、このケースもそれらと同じだと思える。従って、辞職する必要はない。

 どなたか、この論文のどこが人権無視なのか、どこが差別なのかを、分かり易く教えていただきたい。


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