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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年06月

あの10分だけでなく、270分で評価すべきサッカー代表の戦い

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 ワールドカップサッカーを戦う日本代表が、グループリーグ最終戦でポーランドに敗れたものの、イエローカードの数で僅かにセネガルに勝り、決勝トーナメント進出を決めた。グループリーグ最終戦で、1対0で負けていながら、終盤、コロンビア対セネガルの試合状況から時間稼ぎのボール回しをし、その戦いぶりが批判の的となっている。

 確かに、諸手を挙げて喜べるような決勝トーナメント進出の仕方ではなかった。健全さや潔さという点から言えば、日本代表を応援するサポーターの本位とは違う展開だっただろう。世界ランキング8位という強豪を相手に、ベスト16をかけ、勇猛果敢に相手に挑む姿を想像していたとしたら、終盤の10分はそれからはかけ離れた戦いぶりだったはずだ。

 しかし、我らが代表は、ルールに則って戦ったのである。勝ち点、得失点差の次にイエローカードの数という基準が予め設けられている以上、それを考慮した試合運びをすることは正当だ。もし、あの場面で、日本が強引に1点を追い、カウンターを喰らって2対0で敗れていたなら、「1対0でも決勝トーナメントに進めたのに…」という批判や不満が噴出しただろう。

サムライブルー


 サッカーとは、相手との勝負であるとともに、時間とも戦うスポーツだ。ラグビーで勝っているチームは、終盤、絶対にバックスにボールを回さず、フォワードでボールをキープする。アメフトでは、失敗すれば時計が止まるパスプレーを択ばず、時間を消費するランプレーをしつこく続ける。時計を意識しながら試合を運ぶというのは、決してフェアさを欠く戦いぶりではない。

 むしろ、グループリーグは90分×3試合の、計270分で評価されるべきで、難敵コロンビアに勝利し、セネガルと引き分けたからこそあの10分の戦い方を選択できたわけで、あの10分間のみで日本代表を評価することこそ、正当さを欠くものだろう。

 例えば、元南鮮代表のアン・ジョンファンは、「中継の準備をした時間がもったいない」と切り捨てた上で、「1分間攻撃しなければファウルとするルールを作るべきだ。我々(韓国代表)は美しく敗退したが、日本は醜くベスト16に上昇した」と語っている。ドイツに勝利したとはいえ、3試合の結果でグループリーグ敗退を喫した“敗者”に言われる筋合いの話ではない。「1分間攻撃しなければ」云々は、彼の国が得意な事後法の論理だ。一顧だに値しない。

 ベスト8を賭けて臨む次のベルギー戦では、観客に大ブーイングで迎えられるであろう日本代表。批判の上で達成したベスト16を、今度は全身全霊の戦いでベスト8に変えて欲しい。


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[ 2018/06/30 10:54 ] ぼやき | TB(0) | CM(11)
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