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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年05月28日

米朝関係のバランスを崩す文在寅は、もはや邪魔者でしかない

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 国内では北朝鮮情勢における「日本蚊帳の外論」が横行しているが、文在寅との米韓首脳会談後、48時間も経たないうちに6月12日の米朝会談を中止すると宣言したトランプの対応、また、会談中止の知らせが米国からはなく、青瓦台もメディアの報道で知ったという事実などから、実は、“蚊帳の外だったのは南朝鮮だった”ということが明白になった。南鮮の与党紙であるハンギョレ新聞が、「最大の問題は、北朝鮮核問題解決のために最も緊密に協力しなければならない同盟国の韓国を徹底的に締め出した点だ」と書いているのが、何よりの説得材料だ。

 自分の手駒として動かせるはずだった文在寅が、実はゲームに参加していないという事実に直面した金正恩は、まさに修慮しただろう。それでも、平壌には従順な文在寅は、一応は西側の一員である南朝鮮の元首であり、意のままに動かせる駒は最大限に利用する以外にない。26日、金正恩の呼びかけによって、南北朝鮮の首脳はふたたび会談した。金正恩のSOSに即応した文在寅が、ノコノコと出かけていったのだ。しかも、板門店の北側に。

5月26日 南北朝鮮首脳再会談


 トランプの米朝会談中止宣言によって、今後の対北外交は、対話の機運がシュリンクし、かわりに圧力が強化されると思われた。北は、金桂冠(キム・ケガン)第1外務次官が「いつでも、どのような形であっても米国と対話する用意がある」と即応した。ボルトン大統領補佐官の「リビア式核廃棄案」に反発し、「米朝首脳会談を再考慮するほかはない」と発言した張本人が、である。一般的に「焦り」とか「狼狽」と解釈されるべきものだし、実際もそうだったのだろう。こういう場合、相手との距離を置き、焦りが譲歩を導くのを待つのが外交の鉄則なのだろうが、文在寅は北に対し、即座に手を差し伸べた。この人物の頭の中には、もはや駆け引きという概念はなく、南北宥和が何事にも、どんな条件下でも優先されるということの証左だ。

 もっとも、米朝会談中止の宣言をしたトランプ大統領本人も、「北朝鮮は会談を望んでいるし、私たちも望んでいる」とし、「6月12日の可能性すらある」と述べている。金正恩が、大連で習近平に会った直後に態度が変わったことを考えれば、会談中止は北朝鮮のみならず、中共へも宛てたものだったと取れる。キンペーに対する「余計なことをするな」というメッセージだ。「仕切るのは米国」であって、他の何人でもないという意味と、私は考える。

 文在寅は昨日の会見で、「米朝首脳会談が成功した場合、南北米3者首脳会談を通じて、朝鮮戦争終戦宣言が推進されたらいいという期待を持っている」と語った。自分がシンガポールまで出張っていき、米朝会談が成功した場合のおこぼれを拾うことを、まだあきらめていないらしい。

 米朝会談は、米国のイニシアチブのもとで行われるべきであり、そこに南鮮が介入することで日本が得るメリットはない。日本にとっての課題は、北朝鮮の核およびミサイル放棄であり、拉致被害者の早期全員帰国である。自分の領土に優に届くミサイルのことなど眼中になく、ひたすら平壌のスポークスマンのような言動を示す文在寅は、我が国にとって阻害要因でしかない。ひと言、「邪魔者はどいていろ」と言うだけである。


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