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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年05月23日

物議を醸す愛媛県文書 ~ 野党はこれで総理の首が取れると思っているのか!?

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 愛媛県の中村知事は、単に出たがり屋なのか。それとも、国政にスキャンダルを意図的に引き起こし、その重要人物としての存在感を得たいのか。愛媛県が21日、安倍総理が2015年2月に加計学園理事長と面会し、獣医学部新設の構想について説明を受け、「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたなどと記載された県作成の文書を参院に提出したことで、野党がいきり立っている。

  立民 辻元国対委員長「柳瀬氏の証言がうその濃厚な証拠」
  国民 玉木共同代表「核心的な疑惑出てきた。もう詰んだ。」
  共産 小池書記局長「総理の進退に関わる重大な文書」
  維新 馬場幹事長「特別委で集中審議を」

 その他大勢の野党の声はNHKですら取り上げていないが、似たようなものだろう。

 提出されたのは、疑問符がいくつもつく文書だ。フォントが入り混じり、通常の明朝から、安倍総理のコメントの部分がゴシックになっている。野党の連中は「強調するためのゴシック体」と言っているようだが、強調するならボールド(太字)が普通だろう。日付の表記に統一性がないという指摘もある。そもそも、復命書は役所の内部文書であり、相手の確認がなければ、ただのメモ書きである。物証にはなり得ない。こんなことで総理の首が取れると思ったら、余程の能天気である。

愛媛県資料


 この報道で、朝日新聞が姑息な手段に出た。報道各社の首相動静では、安倍総理と加計理事長の面会が全く確認できない。それは朝日が報じた動静でも同じだ。しかもこの日は衆議院予算委員会が開かれており、安倍総理のスケジュールはびっしり。監視カメラも加計理事長の姿を捉えていないそうだが、立民の枝野は「監視カメラの導線から外れて、総理に会いに行ける」と、物証がないのに「野党の希望的観測」を述べる始末だ。

 加計学園は即座に「理事長が2015年2月に総理とお会いしたことはございません。」とコメントを発表した。安倍総理も否定しており、これの証言をつき崩せるなら、野党はせいぜい頑張ればよい。今の憶測の域を出ない批判だけでは、総理の首を取ることは不可能だ。

 物証とは、事実の存否を確定する物理的資料のことを言う。例えば、民民党玉木が「もう詰んだ。愛媛県作成の新たな文書で、総理のウソが明らかになった」と言っているが、総理がウソをついているというなら、玉木はその愛媛県の文書が客観的に見て証拠たり得ること(改竄の可能性が皆無であること。総理サイドの確認が得られること)を証明しなければならない。そんなことは不可能であり、したがってこの愛媛県の内部文書を証拠とすること自体が無理筋なのだ。

 加計学園問題に核心があるとすれば、それは、加計学園の獣医学部新設決定のプロセスで、安倍総理が介入し、圧力をかけた否かである。野党はそれを証明しようと、1年と数か月を費やしたが、事の違法性を証明できていない。この文書にメリットがあるとすれば、それはネタ不足で、法案に対案で対抗できない野党が、モリカケにすがる期間を延長できたことだろう。不毛な国会は、まだまだ続きそうだ。


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[ 2018/05/23 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(20)
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