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政権を追い詰めるという目的を達成するため、野党は審議拒否を選択し、18連休を謳歌した。しかし、審議拒否というのは、自分たちの審議時間を放棄することと同義だ。連休を終えた野党は、連休で放棄した自分たちの審議時間を補填しろという趣旨の発言を繰り返している。そして、審議をストップさせるためなら手段は択ばずと、閣僚の不信任決議や、委員会の解任決議案提出等、妨害行為を次々と繰り出す構えだ。
立民党の陳さんは、「乱暴な国会運営をとにかく与党はするな、真摯に国民と国会と向き合えと。うみを出し切るというが、うみはたまりっぱなしだ」 とキレているそうだ。国会を運営する責任が、ひとえに与党にあるという筋書きだ。だが陳さんは、国会を運営する責任が野党にもあるという事実を、完全に棚に上げている。審議拒否というのは、最も乱暴な国会運営の手法なのだ。
民主党が下野して以来、固まろうと分党しようと、彼らは「政策を磨く」、「対案を出す」ということをしきりに言っている。しかし、彼らがそれを実現した実績はまったくなく、頭の中にあるのは政局のみだ。
最終盤の国会、与党は委員長「職権」連発 野党も対抗 (朝日)
なぜ不信任決議案なのか。狙いは茂木氏ではなく、国会審議にブレーキをかけることにあった。
国会の議事進行は各委員会の理事会で話し合う。与野党で折り合わなければ、委員長は「職権」で決定できる。委員長の多くは与党議員が務めており、18日には「職権」を連発。衆院内閣委員会では、TPP11関連法案の採決やギャンブル依存症対策基本法案の審議入りも決めていた。
立憲幹部は「与党ペースの審議をどう遅らせるか、ずっと考えていた」と明かす。秘策は茂木氏への不信任決議案で、重要なのは提出のタイミングだった。

不信任決議案が提出されれば本会議で優先的に採決されるが、採決まではその閣僚が関わる委員会の法案審議は行わない慣例がある。18日の衆院本会議終了後、立憲は他の野党の合意を一気に取り付け、内閣委でTPP11関連法案が採決される50分前の提出にこぎつけた。これを受けて内閣委は散会し、国会審議に一定のブレーキをかけることに成功した。(抜粋)
朝日新聞も同罪である。茂木大臣の不信任決議案を提出した野党の狙いが、法案阻止ではなく「審議にブレーキをかける」ことが真の狙いだったと、朝日は報じている。茂木大臣への不信任決議案提出のタイミングを「秘策」と表現し、「国会審議に一定のブレーキをかけることに成功した」と書き、野党の不信任案を称賛口調で報じている。
野党の行動と、朝日新聞の報道姿勢に共通するのは、「国民不在」だ。野党の連中の頭の中にある「倒閣のための政局」という行動規範に、「国民の利益」という価値観は存在しない。同じく、それを称賛して報道する朝日にも、それがないのだ。ただただ、「安倍政権を倒す」という目的があるのみだ。
陳さんは言う。
真摯に国民と国会と向き合えと。うみを出し切るというが、うみはたまりっぱなしだ」
日本の膿(うみ)とは、野党と朝日のようなオールドメディアを指す。真摯とは、「まじめで、ひたむきなさま」を意味する。国会をサボる野党に「真摯」を使う資格はない。もういちど、日本語を勉強し直したらいかがか。
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