FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年05月12日

「自衛官に人権はなくてもよい」と書く朝日新聞のご都合主義

← 応援クリック、ありがとうございます。

 朝日新聞はとにかく軍隊とか軍事的なものが嫌いだ。彼らが過去に、自衛隊に対してヘイト記事を散々書いてきたことは、7年前の記事で指摘しているが、彼らは自衛隊を貶めるためなら、デマや歪曲は兵器で記事にする。そして朝日は、そういう過去を別に恥じる気配もない。

 5月11日の社説も、そんな朝日の自衛隊嫌いを存分に押し出したものだった。ネタは、自衛隊統合幕僚監部に勤務する3等空佐が、ジョギング中に小西洋之に出くわし、小西の政治姿勢を批判した件だ。朝日は3等空佐の発言を「文民統制から逸脱」と批判している。

 統合幕僚監部に勤務する30代の3等空佐が、当時民進党だった小西洋之参院議員(無所属)に暴言を吐いた問題で、防衛省は3佐への懲戒処分を見送り、訓戒にとどめた。

 懲戒処分は自衛隊法に基づき免職、降任、停職、減給、戒告の5段階。懲戒に至らない軽微な規律違反には、内規に基づく訓戒、注意が適用される。最も軽いのが、業務上の指導としての口頭注意だ。

 訓戒は下から3番目に軽い処分でしかない。たとえば16年1月の参院予算委員会に、防衛省幹部3人が大雪で遅刻した時の処分も訓戒だった。

 3佐の言動は、政治が軍事に優越するシビリアンコントロール(文民統制)の原則を明らかに逸脱している。それを遅刻と同程度の処分とはいかがなものか。甘い処分は統制を形骸化させ、将来に禍根を残す。


 シビリアンコントロールとは、民主主義国家における軍事に対する政治の優先を意味するものだ。軍および軍人は政治的決定力を持たず、それらが選挙によって選ばれた国民の代表たる政治家によって管理、統制されるという意味でしかない。3等空佐の発言がシビリアンコントロールを逸脱するというなら、その空佐の発言が政治家による管理、統制に対する抵抗、そのシステムに対する反動的行動である必要がある。ところが、3等空佐にそんな権力や強制力はない。それを「シビリアンコントロールからの逸脱」と定義するのは、明らかに論理の飛躍でしかないのだ。

小西洋之


 朝日は社説をこう締める。

 戦前、軍部が暴走した反省から、自衛隊には憲法や法律に基づく制約が課されてきた。ところが安倍政権は、その憲法や国会を軽んじ、批判的な野党を敵視する姿勢が目立つ。

 政治が生み出す空気が甘い処分の背景にあるとすれば、危うい。自衛隊への信頼の根幹を支える文民統制と政治的中立を、有名無実化させてはならない。


 3等空佐の発言を、戦前の軍部の暴走と結びつけるのは強引過ぎて、全く説得力がない。そしてそれを、安倍政権の野党敵視と関連づけようとする飛躍も、明らかに強引だ。仕舞いには、「空気」という論理性がないものまで持ち出す支離滅裂さ。社説の体を成していない。

 むしろ、自由や権利が何よりも優先されるとしてきた朝日が、こと自衛官の発言だけにはそれが適用されないとする朝日のダブルスタンダードこそ、ご都合主義の極みである。綺麗な言葉で文章を連ねるより、ひとこと「朝日新聞は、自衛隊と安倍晋三が嫌いだ」と書いたらどうか。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2018/05/12 10:00 ] メディア | TB(0) | CM(10)
カレンダー
04 | 2018/05 | 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ