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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年04月22日

核放棄と拉致被害者引き渡しを実現するまで、北を徹底的に締め上げよ

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 野党の職場放棄が度を越している。#MeTooを掲げたパフォーマンスについては昨日書いたが、立憲民主党を中心に、野党は麻生財務相が辞任しない限り、今後も審議拒否を続ける方針だという。だったら問責決議案でも出せばいいが、否決されることを分かっている野党はそれをしない。麻生大臣の問責決議案が否決されるのは、民主主義で決まった議席配分によるものだ。国民の意思に背いて仕事を放棄しているのだ。こんな奴らに歳費は不要である。

 そういった、労働組合の条件闘争のような悶着を繰り返す国内政治だが、外交はものすごいスピードで動いている。震源地は東アジア。対岸の北朝鮮である。20日の朝鮮労働党中央委員会総会で、金正恩が、今後北朝鮮に対する核の脅威や威嚇がない限り、核兵器を絶対に使わず、いかなる場合にも核兵器と核技術を移転しないと述べたという。

 “一応”は、良いニュースだ。金正恩が習近平に救いを求めて支那を訪問した際、この路線が概ね決定したのだろうと思われる。今まで強硬路線以外の選択肢を無視してきた平壌が、軟化したのだ。北朝鮮の非核化を実現するための戦いは、緒戦を日米を中心とした圧力陣営が勝利したということだ。主導したのは米国だが、圧力を強硬に主張した安倍総理もまた評価されるべきだろう。最初から腰砕けの文在寅など、論評にも値しない。

金正恩


 しかし、金正恩の発言をよく読み進めば、これが北の譲歩とイコールではないことは明白だ。金は、核実験とICBM発射実験を「中止」をコミットし、「北部の核実験場を廃棄する」と言う。そして、「今後、北朝鮮に対する核の脅威や威嚇がない限り」と条件を付けたうえで、核兵器の使用と、兵器と記述の移転をしないと言っている。つまり、北朝が完成したと主張する核兵器は引き続き所有されるわけで、北朝鮮の非核化は含まれていないのだ。

 これはゴールには程遠い。小野寺防衛相は、日本にとっての脅威となる単距離・中距離ミサイルには触れていないことをあげ、北の宣言を「不十分」と言い切った。要するに、金正恩の宣言が本当だとしても、米国に対する脅威は激減するものの、日本にとっての脅威は何も変わらないどころか、北朝鮮の核保有という新事実が確定されるという「悪化」なのだ。

 そもそも、北朝鮮は「騙す国家」である。今まで南朝鮮がそうであったと同様に、彼らは国際合意を守らない国なのだ。約束を交わしても、水面下ではその約束と真逆のことを実行するのが、彼らの流儀である。従って、この金正恩の発言を、諸手を挙げて歓迎するのは間違っている。

 北朝鮮の非核化に向けたせめぎ合いは、まだ日米の勝利を意味しない。ただ、スタートラインに立っただけなのだ。北が不可逆的に核を放棄するまで、圧力を緩めてはならない。それどころか、金正恩が平伏し、核の放棄と拉致被害者の全員帰国を実現させるまで、徹底的に締め上げるべきだ。


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