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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年03月16日
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朝日新聞綱領、再読のすすめ

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 マスメディアは「社会の公器」と言われる。mediaとは媒体という意味で、マスメディアとして用いる場合、政治と国民を媒介するものとか仕組みのことを言う。しかし、マスメディアが媒体という役を担うことに当たり、建前は中立とか公正を掲げていても、実際のところは違う。マスメディアはそれぞれが私的な企業であり、私的な企業である以上、媒体はその企業の利益を得るための道具に過ぎない。

 しかし、それなら「公器」などという言葉は不釣り合いであり、彼らマスメディア自身が使ってはならない。福田恒存はかつて、新聞を評し、こう語っている。

 外国のことは別として、現在の日本で、最強力者は新聞である。私はさう思つてゐる。「政府がかういってゐる」といふことは「新聞にかう書いてある」といふことほど、国民の信従能力を刺激しない。


 いま、社会を賑わす森友学園問題を客観的にみる限り、この福田のことばは、いまだに、日本社会を的確に描写するものだ。インターネットが普及したいまは、相対的に新聞をはじめとするマスメディアへの依存度は減っている。しかし、こうも毎日、圧倒的な情報量で国民の洗脳に邁進し、洗脳される国民を量産しようとしている様を観察していれば、メディアはいまだに最強力者だとの思いを強くする。

朝日新聞


 1952年に制定された朝日新聞の綱領は、下記の4つから成り立つ。

一、不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与す。
一、正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
一、真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
一、常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。


 とても崇高な理念を並べているが、朝日新聞はどれひとつとして実現できていない。

 第一に、朝日の言論の自由は、朝日に都合のよい場合のみに適用される。文芸評論家の小川榮太郎氏を告訴したのは、彼らが言論の自由を制約する側の立場にあることの証明だ。第二に、彼らは「国民の幸福」など考えていないし、いまだに捏造・歪曲報道を繰り返している彼らの体質は、彼ら自身が「腐敗」していることを物語る。

 第三に、彼らは「真実を公正」に報道していない。「中正」とは「かたよらず、公正であること」を意味するが、彼らが公正を語るなど、ちゃんちゃらおかしい。「品位と責任」まで来ると、この綱領が一種の言霊的な要素であって、実態とはかけ離れていることの象徴であるように思えて来る。

 昨日、朝日新聞は再度、「官僚の忖度はなかったのか」と社説で問うている。この2日前の13日も、朝日は「指示や忖度などはなかったのか」と、同じ文句を書いている。忖度が罪となるような言い方だ。だが、忖度とは個々人の思考や心情の問題であり、「俺があんたの意向を忖度したから、悪いのはあんた」という図式が成り立つなら、その心理におよぶ統制は、危険な社会をつくる。朝日は本当にそんな社会を望んでいるのか。

 答えは否だろう。個人の自由や権利を人一倍主張する朝日が、そんな社会を望んでいるわけはない。つまり、朝日は、どんな材料が出てきても、その責任を安倍総理に転嫁したいだけなのだ。これを、世間では「難癖」という。朝日の綱領は、実態を何も示していないどころか、朝日はその逆を行っているのだ。

 以前も書いたが、福田恒存はこうも言っている。

 新聞は公正などといふ看板をかかげてはいけない。公正でありうることも、公正であるとも思つてはいけない。政府も民衆も、国家も個人も、つねに公正ではありえず、私情に左右されるものであるのとまつたく同様に、それを批判する新聞もまた私情から自由ではありえないのである。


 朝日新聞とは、その実、私情の塊なのだ。


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