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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年03月02日

文在寅にとって日本が悪でなければならない理由はなにか

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 昨日3月1日は、南朝鮮では「三・一独立運動記念日」という祝日である。三・一独立運動というのは、1919年3月1日に日本統治下の朝鮮で起こった朝鮮独立運動だ。南鮮の憲法前文に、「悠久な歴史と伝統に輝く我々大韓国民は3・1運動で成立した大韓民国臨時政府の法統と…」と書かれているほど、3月1日は彼の国では象徴的な日らしい。「「悠久な歴史と伝統に輝く」とは恐れ入るほどの自画自賛だが、歴史を捏造し、美化する国民性こそが伝統ということで理解するしかない。

 さて、その象徴的な反日記念日における南鮮大統領は、毎年注目されている。今年は発言だけでなく、場所が注目された。西大門刑務所跡地である。日本統治時代に独立活動家らが収監された場所で、あのルーピー鳩山が跪いて土下座したことでも知られるようになった場所である。反日ナショナリズムを煽るには格好の場所で、文在寅の意図がミエミエだ。その意図は後述してみようと思う。

 文在寅は、日本に対してはとにかく言いたい放題だ。

「独島(トクト)は日本の朝鮮半島侵奪で最初に強制的に占領された地であり、われわれ固有の領土だ。今、日本がこの事実を否定していることは、帝国主義の侵略に対する反省を拒否していることにほかならない」
「誤った歴史を我々の力で正さなければならない」
「慰安婦問題は、加害者である日本政府が『終わった』と言ってはならない。戦時の反人倫的な人権犯罪行為は終わったとという言葉で覆い隠せない。不幸な歴史であるほど、その歴史を記憶し、歴史から学ぶことだけが、真の解決である」


 度々指摘しているように、南鮮が拠り所としている日韓関係は、「日本=加害者、南朝鮮=被害者」という図式であり、立ち位置だ。議論はすべてそこから始まる。日本が朝鮮半島を侵略した歴史はないが、彼らは被害者である必要があるため、それを侵略と言い換える。竹島は帝国主義国日本から奪い返した(実際は、略奪した)島として、民族意識の高揚にはうってつけの材料なのだ。このことについては、どれだけ言葉を尽くしたとしても、話は通じないだろう。

文在寅


 慰安婦問題も、南鮮=被害者の立ち位置を鮮明にするための道具だ。そこを、多くの国民の反対を知っていて、安倍総理が両国間の「合意」をもとに、最終的かつ不可逆的解決にまで持って行った。その時点で、両国間の長年の懸案だった慰安婦問題は「解決された」のであり、「終わった」のだ。それが国際合意というものだ。しかし、文在寅は、「加害者である日本政府が『終わった』と言ってはならない」という。もう支離滅裂すぎて、議論すら成立しないだろう。

 慰安婦問題とは、いまや南鮮の国内問題だ。しかし、彼らには合意事項を履行しようとする気配すらない。文在寅の発言は、蒸し返さないという約束を反故にし、この問題を永続的な半日の材料として復活させようとするものでしかない。

 文在寅にとって、慰安婦問題が何故必要なのか。反日世論におもねることもあるが、それだけではないと考える。思うに、文在寅は、北朝鮮という巨悪を、日本を悪役にすることにより、相対化したいという意図を持っているとしか思えないのだ。李明博にしろ朴槿恵にしろ、このところの政権の反日は、国民の不満が政権に向かわぬようにする「ガス抜き」だった。しかし、文在寅の反日は少し違う。彼は、北朝鮮の悪役の度合いを、日本を巻き込むことによって低下させようとしているのではないか。

「日本には特別な対応を要求しない。最も近い隣国らしく、真の反省と和解もために、共に未来に向かって行きたい」


 無理な要求である。文脈から察するに、文在寅は日本との和解など望んでいない。むしろ、日本と揉めれば揉めるほど、北朝鮮のヒールぶりが相対化されていくことを狙っているのだから、日本との関係が悪ければ悪いほど好都合なのだ。文在寅のことばに耳を傾ける必要は1ミリもないのである。


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