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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年02月19日

止まらぬ南鮮の北対話路線 ~ 平昌後は、2021年冬季アジア大会を北と共同で招致か

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 米国務長官レックス・ティラーソンが、米国の有名且つ長寿番組、CBSのニュース番組「60ミニッツ」で、北朝鮮側から直接対話の兆候がないか「耳をそばだてている」と語ったそうだ。「現時点で米国から北朝鮮側に言うことは何もない。北朝鮮の方から対話の準備があると言ってこないか耳をそばだてている」という意味で、である。「北朝鮮を対話の席に着かせるためにわれわれが使うのはニンジンではない。大きなむちだ。このことを彼らは理解しなければならない」とも語った。対話の準備は、北朝鮮の核開発のみがキーだと解釈できる。日米のスタンスは、完全に一致している。

ティラーソン


 ところが、これが南鮮となると話が違ってくる。ソウルの情報関係筋によれば、南鮮が昨年秋から年末にかけ、少なくとも2回、北朝鮮の当局者に平壌で接触したという。接触を通じ、北朝鮮は平昌五輪への参加と南北対話路線を決めるに至ったそうだ。接触は、五輪を契機に関係を改善したい韓国側が求め、北朝鮮の五輪参加と米韓合同軍事演習の中止がバーターとして成立した。その他、北の軍事パレードの規模縮小や、金豚の妹の訪韓などもディールとして成立したようだ。北朝鮮の平昌の最大活用は、この青瓦台のお膳立てによって行われているのである。

 朝日新聞によれば、「米国は南北対話の行方を不安を持って注視しているという」というのだが、米国が持っているのは不安だけではない。ペンス副大統領は、五輪レセプションでの北との接触を頑なに拒み、遅れて入場し、早々に退席した。冒頭のティラーソンのコメントも、ペンス副大統領の行動と同じだ。対話は北の譲歩があって初めて開かれるものであり、それ以外は対話に応じないということだ。

 そんな、米国からの警告とも取れる言葉に対し、文在寅は全く聞く身もを持たず、ただひたすら南北対話への前のめりの姿勢が目立つ。青瓦台だけでなく、南鮮政界が急速に親北姿勢に傾いている。こともあろうに、平昌五輪のあと、五輪が開かれている江原道(カンウォンド)の崔文洵(チェ・ムンスン)知事が、2021年の冬季アジア大会の北と共同での誘致を検討しているというのだ。今回の五輪で設備した施設が不良債権化することを避けるためだろうが、ただの誘致ではなく、北との共同開催というところがミソだ。米国がニンジンを使わずとも、南朝鮮がせっせとニンジンを用意しているのだ。

文在寅 金永南 金与正
文在寅 金永南 金与正


 北が延坪島を砲撃し、民間人を含む4人の死者が出たのは、たった8年前のことである。失われた貴い命のことを、そんなに早く忘れられるとは思えないのだが、南鮮国内の世論調査によれば、北との対話推進を支持する国民が圧倒的に多いようで、ここでも南鮮民族の良識やバランス感覚がアテにならないことが良く分かる。

 文在寅の親北路線は今に始まったことではないし、今後も止まることはないだろう。やはり南鮮抜きの判断が求められているということになる。


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