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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年02月17日

2月16日の社説で読み取れる朝日新聞究極の社是 ~ それは「国体の破壊」である

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 「嫌いなものはなに?」と聞かれると、私は決まって「ゴキブリと朝日新聞」と答える。ゴキブリがいない北海道に育ったので、実物を見ると今でも足がすくむ。朝日より左傾斜した北海道新聞が定番の北海道だが、全国レベルでの朝日新聞とを比較すると、やはり朝日の方が影響力が強く、社会的に悪なのだ。

 昨日の朝日の社説は最低の駄文だった。しかし、駄文の中にも朝日なりの意図が込められている。ひと言でいえば、「国体の破壊」がそれだ。珍しく、社説全文を引用する。この社説は、備忘録として残しておく必要があるのだ。

(社説)天皇即位儀式 憲法の理念に忠実に (朝日新聞)

 天皇陛下の退位と新天皇即位に伴う儀式をどう執り行うか、政府が検討を進めている。
 昭和から平成への先例を踏まえ、憲法に整合し、皇室の伝統に即したものにするとの方針に異論はない。その中で最も重視すべきは憲法との関係である。改めて言うまでもない。
 前回の代替わりは象徴天皇制の下で初めての経験とあって、さまざまな議論をよんだ。
 即位を宣明する儀式や大嘗祭(だいじょうさい)に知事らが参列したことが、政教分離原則に反するかが争われた訴訟では、合憲判断が確定している。だが、その前提となる社会的・文化的条件は時代によって変わる。安易に踏襲することなく、儀式の内容を一つ一つ点検する姿勢が肝要だ。
 裁判にならず、最高裁の見解が示されていないものもある。例えばいわゆる三種の神器のうちの剣と璽(じ)(勾玉〈まがたま〉)が、公務に使う印鑑の御璽(ぎょじ)・国璽(こくじ)とともに新天皇に引き継がれる儀式は、国事行為として行われた。
 神話に由来し宗教的色彩の濃い剣璽承継が、なぜ国事行為なのか。政府は剣璽を「皇位とともに伝わるべき由緒あるもの」と説明し、宗教性を否定する。だが、問題を指摘する声は学界などに依然としてある。

三種の神器(イメージ)
三種の神器(イメージ)


 また、この儀式に立ち会った皇族は男性だけで、美智子さまをはじめ女性は排除された。政府は当時「昭和天皇が亡くなって早々の間に行われた伝統的儀式なので、出席をお願いしなかった」と国会で答弁したが、どれだけの人が納得するか。
 政府は時代にふさわしい姿を再検討し、考えを国民に丁寧に説明しなければならない。
 懸念すべきは、旧憲法を懐かしみ、天皇を神格化する空気が自民党内に根強くあることだ。
 最近も、天皇や皇太子の成年年齢を18歳と定める皇室典範の扱いが議論になった。天皇が未成年の場合に備え、摂政が公務を代行する期間を短くするための特例だが、18歳から成人とする民法改正案が成立すれば、この規定は不要になる。しかし保守派議員らの反発を踏まえ、典範改正は見送られそうだ。
 存廃どちらでも人びとの生活に影響はない。問題は、意味を失った規定を整理するという合理的な考えが退けられ、典範に手をつけるのは冒涜(ぼうとく)・不敬だとする言動がまかり通ることだ。戦前に重なる風景で、国民主権のもとに象徴天皇制があるという基本認識を欠く。
 危うい空気が漂うなかで進む代替わりに対し、憲法の原則や理念からの逸脱がないよう、目を凝らし続ける必要がある。


 この社説で、朝日は、天皇の代替わりを現行憲法に則って行えと主張している。主権は国民にあるのだから、皇室も現憲法で縛られる存在なのだから、次の御代への皇位継承もその「原則や理念から逸脱するな」という主張だ。しかし、2678年に渡る皇紀を継承されてきた伝統を、たかが70年の憲法の原則で制約せよという論理が、既に日本人の感覚から離れている。

 朝日は憲法を金科玉条の如く押し出し、その価値観で皇位継承を執り行えという。だが、憲法と憲法典の区別さえつかない新聞社が何を主張しても、議論が噛み合うはずがないのだ。朝日が言及しているのは、1946年の憲法典のことである。だが、憲法とは、国の歴史そのものであり、国体を指す。憲法と憲法典は、それぞれ実質的憲法、形式的憲法に区別され、憲法典(形式的憲法)が国のすべてではないのだ。

 実際のところ、剣璽承継に宗教性を求めるのは、憲法典のみで皇室を解釈し、実質的憲法を蔑ろにしているからこそ出て来る発想だ。仮に朝日が、憲法と憲法典の違いを認識し、それでもこの社説を書いたとすれば、より一層悪質だ。実質的憲法というものの見方を読者の眼に触れさせない意図があるからだ。

 要するに朝日新聞の社説は、日本の歴史から見ればついこの間できたような憲法典のみを絶対視し、読者から伝統とういう価値観を遠ざけることによって、無意識のうちに国体の破壊に道を拓こうとしているのだ。「朝日新聞は反日だ」というテーゼを、自らが肯定しているのだ。

 「アベの葬式はうちで出す」などというのはもってのほかだが、同時にまだ生ぬるい。「国体の破壊」 ―― それが朝日新聞の社是なのだ。


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