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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2018年01月13日

“中共の代弁者”岩波書店と、台湾の地位を見直し始めた米国

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 サヨク系出版社として、小さいながらも確固たるポジションを得ているのが岩波書店だ。清朝最後の皇帝溥儀の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」が話題を集め、岩波書店が溥儀の家庭教師を務めたレジナルド・ジョンストンの著書「紫禁城の黄昏」を和訳し、出版した。ところが、この岩波版には原作の第1章から第10章、第16章、序章の一部が省略されていた。

 その部分には、清朝を建国したのが満洲族であることや、当時の中国人が共和制を望んでおらず清朝を認めていたこと、溥儀が日本に助けを求め、日本が実際に助けていたことなどが書かれているが、岩波はこれをスルーした。後に出版された祥伝社版「完訳 紫禁城の黄昏」で監修を務めた故渡部昇一先生は、岩波版を「中華人民共和国の国益、あるいは建て前に反しないようにという配慮から、重要部分を勝手に削除した非良心的な刊本であり、岩波文庫の名誉を害するものであると言ってよい」と猛烈に批判している。

 ことほど左様に中共に忖度し、中共の利益を第一に考える岩波だから、辞書・時点の記載でさえ偏る。岩波は、自社の一番の刊行物である辞典「広辞苑」に、台湾が中華人民共和国の一部として表記されていることが判明し、台北駐日経済文化代表処(在日大使館に相当)が岩波書店に抗議した。が、岩波は受け入れず、今月12日に改定した「広辞苑 第7版」でも同様の表記を行った。ご丁寧に、自社サイトにリリース文まで掲載している。

広辞苑の台湾に関する記述


 祥伝社の「「広辞苑」の罠 歪められた近現代史」には、岩波の偏向ぶりが具体的に指摘されている。2013年の産経抄でも解説されていたが、例えば、伊藤博文を狙撃した安重根が良い例だ。安重根は、広辞苑第1版では伊藤博文を狙撃した「韓人」にすぎなかったのだが、第2版で名前が記載され、第3版で「独立運動家」という立派な肩書がつき、 第4版から晴れて独立項目となったそうだ。「「広辞苑」の罠 歪められた近現代史」著者である水野靖夫氏が、左翼が反日に転じた岩波と表現するのも頷ける。

 日中共同宣言では、中共の「台湾は中華人民共和国に帰属する」という主張に対して、日本側はその立場を「十分理解し尊重する」としただけで、「帰属を認めた」わけではない。

 台湾については、良いニュースもある。米国下院が、米国の全レベルの官僚の台湾訪問許可を盛り込んだ「台湾旅行法」の草案を全会一致で可決した。

台湾旅行法が米下院通過 総統府が感謝の意(中央社フォーカス台湾)

(台北 10日 中央社)米下院は9日、米国の全レベルの官僚の台湾訪問許可を盛り込んだ「台湾旅行法」の草案を全会一致で可決した。総統府の林鶴明報道官は10日、台米交流を重視する米議会の姿勢や法案推進に力添えをした議員に感謝を示した。

台米高官の相互訪問は1979年の台湾関係法施行以来、米側によって規制されてきた。草案では、米政府は台米間の全レベルの官僚の相互訪問を奨励すべきだとする米議会の意見が記されており、具体的な内容として▽閣僚級の国家安全保障高官や軍将官、行政機関官僚を含む全てのレベルの官僚の台湾訪問、相手方官僚との面会の許可▽米国を訪問する台湾高官個人の尊厳を尊重する形での受け入れや、国務省、国防総省、その他閣僚級高官との面会許可―などが挙げられている。

共和党のスティーブ・シャボット下院議員らによって昨年1月に提出され、同10月に下院外交委員会を通過。上院でも同5月、共和党のマルコ・ルビオ上院議員らによっても同様の草案が提出されている。法案は上院で可決された後、上下両院での一本化に向けた協議が行なわれ、トランプ大統領の署名を経て成立する。

また、下院では同日、台湾の世界保健機関(WHO)参加への支持と協力を国務長官に求める法案も可決された。同法案は上院に送られる。

下院外交委員会のエド・ロイス委員長は「下院が台湾に関する2つの法案を1日に可決したことは、友人であり、パートナーでもある台湾への支援を示す力強いメッセージ」だと報道資料でコメントしている。


 最後のエド・ロイスの名前は余計だが、米議会が台湾に対する地位見直しに動いている。キンペーはさぞかし、苦虫を噛み潰したような顔で、このニュースに接しているのではないか。

 台湾は日本の真の友である。日本政府も、中共の顔色を伺うばかりの外交を見直し、台湾の地位回復に動くべきである。

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