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対決であろうと対戦だろうと、騙しあいであろうと対話であろうと、自分から相手に手の内を見せるというのは最悪の一手だ。それは自分の選択肢をひとつ減らし、相手の選択肢をひとつ増やすことだ。そういう意味で、青瓦台の文在寅は、度し難いおバカさんだといえる。
文在寅は、公式の場で、先制攻撃は容認しないと言い放ったのである。
対北朝鮮、「先制攻撃」容認せず=五輪契機に対話期待-韓国大統領 (時事)
【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は6日、「北朝鮮の核問題は必ず解決しなければならず、圧力もかけなければならない」と述べる一方、「軍事的先制攻撃で戦争が起きることは断じて容認できない」と強調した。また、「『われわれの同意なくして朝鮮半島での軍事行動はあり得ない』と米国にはっきりと伝えている」と語り、平和的な解決策を模索する考えを改めて示した。
大統領府が宗教界代表者との懇談での発言を公表した。文大統領は「今は緊張が高まっているが、この状態が続くことはあり得ない」と楽観。「結局、(対話は)時期の問題だとみられる。その過程に平昌冬季五輪がある」と述べ、五輪をきっかけとした対話局面への転換に期待感を表明した。

文のこの発言は、北の首領様に向けられたものだろう。「先制攻撃はしないから、ね?話し合おうよ」という話だ。文は先制攻撃を否定し、対話という平和的解決を望むと、金豚にメッセージを送っているのだ。しかし、この発言に、ワシントンは激怒するだろう。文在寅の発言は、米国が主導する北への圧力の度合いを数段下げることになるからだ。
勿論、北への圧力というのは、最終的には対話で金政権を屈服させるためのものだろう。軍事オプションは、自軍にもダメージを及ぼすし、同盟国の日本や南鮮が無傷で済む保証はない。しかし、金豚が核開発を止めず、大陸間弾道ミサイルを完成させた暁には、ワシントンやニューヨークも他人事ではなくなる。
南鮮での戦時作戦統制権は、現在も米軍が保持している。北が米大陸を核攻撃できる能力を完成させる前に止めたい米国としては、青瓦台の許可は二の次になることも、可能性としてないわけではないだろう。今年6月の米韓首脳会談では、その共同声明に「条件に基づき韓国軍への戦時作戦統制権移管が早期に可能となるよう協力する」との文言が含まれていた。統帥権の移管が文在寅政権の任期内に実現する運びになれば、在韓米軍の撤退も視野に入るだろう。米軍が撤退した後のフィリピンを思い出してみればいい。南鮮は支那、ロシア、北の食い物になる。
いずれにせよ、文政権という親北政権は、北の脅威を排除するためには何の役にも立っておらず、むしろ日米の足を引っ張っているだけだ、というのが現状のようだ。南鮮が赤化する日も近いかもしれない。
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