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少し前にネット動画をいくつか閲覧していたら、地政学的リスク分析を専門とするコンサルティング会社、ユーラシアグループの社長のインタビューが、ブルームバーグによって配信されていた。くだんの社長は、こんなことを語っていた。
―― 日本は約20年間の経済停滞から復活すると見ていますか?また、安倍首相は初の強力な指導者になりますか?
安倍首相なら、なります。1年前に同じ質問があれば、自由民主主義の最強の指導者が米大統領でも独首相、英首相でもなく、安倍晋三首相だといったら、“ありえない(crazy)”と言われたでしょう。しかし、今それが現実となったのです。
米トランプ大統領の訪日で、終始友好的な雰囲気の中、日米同盟の強固さを世界にアピールした安倍総理は、いまやアジアにとどまらず、世界から注目される指導者であるということだ。
こういう状況が気に入らない国がある。そう、お隣の南朝鮮だ。トランプ大統領の訪韓を前に、いくつかの南鮮メディアの日本語版サイトを確認してみた。論調にはあるひとつの法則がある。端的に言えば、日本に対する対抗心が剥き出しなのだ。南鮮メディアは、安倍総理と日本の歓迎ぶり、おもてなしを伝えつつ、ほぼすべての記事に通底する視点が、「南朝鮮が対米外交において日本に勝利するために」、というものなのだ。
日本に対して勝手なライバル心を抱く南朝鮮に対しては、本来であれば勝手にやっておけ、と放置すべきなのだが、看過できない振る舞いもある。ひとつは、「反日メニュー」だ。トランプを迎えた晩餐会では、竹島周辺でとれたエビを「独島エビ」と命名し、振る舞われた。独島エビという呼称は、世界的ブランドである「伊勢海老」への対抗心から来るものだろう。融和の舞台である晩餐会に、政治的な意図を持った食事を出すという行動自体、理解の限界を超えるものだ。
もうひとつ、文在寅政権は、この晩餐会に「自称慰安婦」を招待した。日本のメディアは一様に、「晩餐会の場を利用し、慰安婦問題に対する韓国の国民感情への理解を求める考え」というような解説を加え、この愚行を報じている。

トランプに売春婦のハグを求める文在寅(中央日報)
言うまでもなく、今回、トランプは国賓として南鮮を訪問した。その晩餐の場に、反日の象徴である自称慰安婦を招くこと自体、日本だけでなく、国賓待遇のトランプにも非礼である。文在寅はこのトランプによる売春婦のハグを演出し、恐らく、今後この写真を利用することになるだろう。この卑しい手法には、嫌悪感以外の何も感じることができない。
日韓合意では、いわゆる慰安婦問題の本質は別とし、この問題が「最終的かつ不可逆的に解決された」ことを確認している。また、合意以後は、国際社会におけるこの問題についての非難・批判を控えることで一致している。この2点において、南朝鮮は明らかな合意違反を犯した。もうひとつの売春婦像の撤去など、いまや話題にすらならないほど、放置されたままだ。
日本に対する対抗心を持つことは、彼らの勝手だから、それに対して何かを意見するつもりはない。しかし、対抗心が敵対心に都合よく変換され、国際社会における国家間の合意を簡単に反故にするような行動に出ることは、断じて容認できない。
日米韓の結束が求められる時期に、日韓関係だけを毀損する行動に出る文在寅。こういう時期であるがゆえに、日本政府は表立って青瓦台を批判することは難しい。しかし、この蛮行に対する代償は、時が来た時、しっかりと青瓦台に払わせるべきである。
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