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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年10月13日

「売れ残り商品福袋」と「賞味期限切れ食品の無料配布」

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 常に安倍政権に批判的なのが朝日新聞だが、朝日は9日、10日、11日と連続で、社説で森友・加計を問題にしている。選挙戦は自民党に有利な展開だと報道され、是が非でもネガキャンの強度を増したい朝日だが、ネタがないのだろう。安全保障や経済など、争点は山ほどある。森友・加計のような矮小なネタは週刊誌やタブロイド紙に相応しく、大新聞がいきり立って取り上げることは、滑稽にすら見える。

 序盤の情勢は、自民党の強さが際立っている。大手メディアはこぞって議席予想をしているが、多くのメディアで「自公で300議席越え」という予想が出ている。過半数が233議席であり、常任委員長ポストを独占できるのが261議席であるから、300を超えれば圧勝だ。もっとも、圧勝報道があまり大きく出れば、無党派層を中心に「勝たせ過ぎてもいけない」という心理が働くはずで、自民党に楽観視は禁物だ。

 一方、小池百合子が立ち上げた希望の党は、過半数をわずかに超える235候補を擁立したが、議席は100を割る公算が高いという。公示前は57議席だから、プラマイゼロというところだ。それでも、議席のために魂を売って、希望の党に移籍した大量のポンコツ議員にとっては、まだ善戦しているほうだ。民進党のままでは、現有議席の確保など、夢のまた夢だっただろう。

小池百合子


 目算が狂ったのは、代表の小池である。思えば、安倍総理が解散を公式に宣言した同じ日に、新党結成を発表したその日が、小池と希望にとって絶頂だった。その後、安倍政権への審判などという論点がどこかへ吹っ飛び、報道は希望の党一色になったのだ。小池にしてみれば、シナリオ通りの展開だっただろう。逆に言えば、希望の党への期待は、その日以降、下がる一方なのだ。民進党のポンコツの大量移籍と同左派の「排除」、二の次になった都政、自身の不出馬、はっきりしない首班指名、都ファ議員の離党など、ネガティブ要素が連続で露呈し、小池劇場ならぬ「小池演芸場」に客が集まらなくなった。

 小池の選挙戦は、小泉純一郎ばりの劇場型だ。都知事選では、石原慎太郎氏などを悪役に仕立てあげ、現れた正義の味方を演じ、ブームを巻き起こした。都議会議員選での悪役は、都議会自民のドンといわれた内田茂に担わせた。内田を徹底的に叩くことによって自民党全体を悪役として巻き込み、都民ファーストの会をつくって躍進を遂げた。小池の選挙戦は、郵政民営化に反対する議員らを「抵抗勢力」という悪役に仕立てた小泉のように、常に悪役がいたのだ。小池がこの選挙戦で自民党に打ち勝つには、安倍総理を悪役に仕立てなければならなかった。しかし、今回はそれが不十分なのだ。連立の一角も視野に入れるのか、今でこそ「森友・加計による政治不信」を街頭で叫んでいるが、タイミングとしては遅すぎ、逆に焦りが見える。

 参院民進党が、衆院選後の「民進党再結集」を目論んでいることも、希望の党への期待を減少させるだろう。希望に移ったポンコツ議員は、議席のためなら魂まで売る連中だ。希望の党でうまくいかなければ、希望をあっさり捨てて民進党に戻る可能性も指摘されている。できたばかりの党で分裂の可能性まで指摘されることなど、前代未聞ではないか。

 評論家の八幡和郎氏は、「希望は売れ残り商品福袋だが、立民は賞味期限切れ食品の無料配布」と比喩している。まさしく、言いえて妙だ。


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