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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年09月27日

小沢を取り込む前原のセンスのなさ、希望の党が語らない外交・安保

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 国難突破解散というのが、安倍総理がこの解散に付与した呼称だ。国難と聞いて北朝鮮を連想できない人がいるとしたら、それは、ひたすらモリカケのみで騒ぐメディアしか情報源にしていないことの証左だろう。日本以外のメディアの多くは、北朝鮮有事を前提に報道を続けている。その差し迫った脅威に、当時国である日本が反応しない、もしくは反応が鈍いのは、平和ボケの極みである。それ以上に反応が鈍い南鮮はいわずもがな、だが。

 さて、安倍総理が会見で解散を発表する前から、政局は目まぐるしく動いている。民進党で、自ら進んで火中の栗を拾うことになった前原は、なんと小沢一郎の自由党と接近しているそうだ。日経の報道によれば、24日、両氏が都内で会談し、与党に対抗するため、民進、自由両党を軸にした野党勢力の結集が必要だとの認識で一致したという。連合も後押ししているそうだ。「結集」が「合併」を意味するなら、前原は地雷を踏んだに等しい。

前原と小沢


 この「結集」を、日経を引用しながら報じた夕刊フジは、「党内には「小沢アレルギー」が強く、反発する声もある」と書いているが、そのアレルギー症状は身内に限った話ではない。小沢一郎という政治家については、党内よりも国民・有権者のアレルギーのほうが強いはずだ。自由党の凋落ぶりが、それを物語っている。かつて自民党の中枢で党内政局を牛耳り、民主党で剛腕を振るったとされる小沢だが、時事通信の直近の調査での支持率は0.0%。絶滅種である社民党の0.1%よりも低い。小沢は既に過去の人なのだ。民進党とて、自由党に駆け込み寺を用意する余裕があるはずもない。弱い者同士が糾合したからといって、存在意義は益々低下するだけだ。この前原のセンスはどうしようもない。

 一方で、いま一番の話題を集めているのが、小池新党「希望の党」である。民進党の落ち武者を集めて数を揃え、中山成彬・恭子ご夫妻という箔付けで体裁を整えるが、総理の解散会見の直前をあえて選んだ立党宣言を見ても、現実的な政策は何も語っていない。拙ブログのコメントを拝読しても、小池百合子氏に対する評価は割れるようだが、少なくとも知事に就任して以来、ロクな実績を残していないにもかかわらず、国政政党の代表を兼ねるというのは、ある種傲慢でもあり、焦りでもあるだろう。

 私が小池氏の会見を見て、最も問題だと思ったのは、掲げる「希望の政策」という、政策とは言えないスローガン集のなかに、外交と安全保障が欠落していることだ。「ポストアベノミクスにかわる成長戦略」という、国語の間違いもさることながら、現下の情勢において外交と安全保障を語らない国政政党は、果たしてまともと言えるだろうか。

小池「希望の党」


 橋下徹氏にも賛否両論あるが、氏は大阪の行政改革を必死で行い、実績も作った。大阪都構想というイシューで敗れたが、議員定数や歳出削減と合理化など、国政進出を望まれながら、まずは大阪の変革に心血を注いだ。私は氏の支持者ではないし、政策も合点がいかないところは多いが、国政と地域政党のハンドリングは、ひとつのモデルになるだろうと思う。橋下氏と比較した場合、小池氏には誇れる実績がない。野心だけが突出して見えてしまうと、シラける有権者も少なくないはずだ。

 小池新党の良い面は、その出現が民進党という名ばかりの野党第一党の存在感を、これでもかというくらい希薄にすることだ。メディアは目下、この「希望の党」を持ち上げ過ぎだが、自民対希望という構図の出現によって、民進党の息の根が止まるのも時間の問題になったかもしれない。


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