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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年09月22日

青瓦台がつくる、対北包囲網における日米韓連携の綻び

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 安倍総理が国連総会で演説した。産経ニュースが全文を掲載しているが、約16分間の演説のうち8割を北朝鮮問題に割く大胆なものだったが、同時に、その内容は力強いものだった。

 議長、同僚の皆さま、このたびの危機は、独裁者の誰彼が大量破壊兵器を手に入れようとするたび、われわれがくぐってきたものと質において、次元の異なるものです。
 北朝鮮の核兵器は水爆になったか、なろうとしている。その運搬手段は早晩、大陸間弾道ミサイル(ICBM)になるだろう。
 冷戦が終わって二十有余年、われわれは、この間、どこの独裁者にここまで放恣にさせたでしょう。北朝鮮にだけは、われわれは結果として許してしまった。
 それはわれわれの目の前の現実です。
 かつ、これをもたらしたのは「対話」の不足では断じてありません

 対話とは、北朝鮮にとって、われわれを欺き、時間を稼ぐため、むしろ最良の手段だった。
 何よりそれを次の事実が証明します。
 すなわち94年、北朝鮮に核兵器はなく、弾道ミサイルの技術も成熟にほど遠かった。それが今、水爆とICBMを手に入れようとしているのです。
 対話による問題解決の試みは、一再ならず、無に帰した。
 何の成算あって、われわれは三度、同じ過ちを繰り返そうというのでしょう。
 北朝鮮に全ての核・弾道ミサイル計画を、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で放棄させなくてはなりません。
 そのため必要なのは、対話ではない。圧力なのです。


 北朝鮮の「前科」をつまびらかにし、対話という国際社会が取った打開策から彼らが得たものが核兵器だったという、現実を正面から見据えた演説だ。同じ過ちを繰り返してはならぬという警鐘であり、当時国としての日本の立場を明確に示したものだ。その主張は、米トランプ大統領が取る対北スタンスと100%合致している。東アジアから距離が遠く、他人事のように見ている国の代表にも、説得力を持つ演説だったはずだ。

安倍総理@国連総会


 日米は、南鮮を加えた3国の連携が必要だと、かねてより訴えている。ところが、南鮮がその連携に穴をあけようとしている。主犯は、文在寅だ。

韓国、北朝鮮に9億円の人道支援決定 年内にも実施へ (朝日)

 韓国政府は21日、国際機関を通じて北朝鮮に計800万ドル(約9億円)の人道支援を行うことを決めた。南北関係などを考慮して実施時期を決めるとしているが、国際機関の事業計画に合わせて年内にも行われる見通し。北朝鮮の軍事挑発が続くなかでの支援には疑問の声も出ていた。

 人道支援の内訳は、国連世界食糧計画(WFP)の栄養強化事業450万ドルと、国連児童基金(ユニセフ)のワクチン・医療品支援事業350万ドル。いずれも妊婦や児童らが対象。韓国統一省の諮問機関、南北交流協力推進協議会が21日の会議で、同省が検討していた事業を承認した。

 韓国による支援を巡っては、菅義偉官房長官が14日、「圧力をそぎかねない行動は避ける必要がある」と指摘。安倍晋三首相も15日の文在寅(ムンジェイン)大統領との電話協議で支援時期を問い合わせていた。


 青瓦台の対北支援は、9億円の人道支援にとどまらない。青瓦台が編成した南鮮の来年度予算には、約1000億円規模の南北協力基金が含まれているという。主要な内訳は、金剛山・白頭山観光と漁業協力に62億ウォン(約6億2000万円)、海運協力、経済特区の開発などの経済協力基盤施設の拡充に563億ウォン(約5億6000万円)、北朝鮮の技術・経済人材育成や鉱業・農業・鉄道・道路協力などの事業に1819億ウォン(約180億円)を割り当てるという大盤振る舞いだ。しかも、これらは本予算ではなく、基金という不透明な運用が可能なかたちで予算化されている。

 対北情勢に対する日米のベクトルは、いまのところ全く齟齬なく、合致している。しかし、西側としての主要プレーヤーの一国である南朝鮮が、そのベクトルから大きく逸脱し、対北融和政策を推進しようとしているのだ。

文在寅


 北の狂豚(ロケットマン)は、ソウルを火の海にするといっている。彼らの眼中にあるのは米国だが、一瞬のうちに火の海にできる南朝鮮は、いわば人質のようなものだ。ところがその人質の頭(かしら)が、「ジョンウンさん、お金を出すからひとつ穏便に…。仲良くしましょうや」とほざいているのである。文在寅の頭の中にあるのは、日米が否定する「対話」の類いだろう。このスタンドプレーを容認することはできない。

 日米韓にできるどんな小さな綻びも、金正恩を利することになる。北朝鮮に対しては、支那やロシアがテーブルの下で手を差し伸べようとしているのは周知の事実だが、なんと文在寅は、テーブルの上で誰でも目視できる形で、狂豚に援助を申し出ようとしているのである。南北朝鮮は休戦しているだけで、事実上は戦争状態にある二国だ。一方が他方を殲滅すると宣言している。その殲滅の標的とされるもう一方が、「金出すから」というのは笑えないコントだ。

 日本はルーピーや空き缶といった、恥ずかしい首相を生んだ時期がある。バカを首相にしたら、国民がえらい目に合うという痛い経験だ。南鮮も早晩、文在寅を大統領に選出した事実を、後悔する時期が来るだろう。殲滅されていなければの話だが。


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