私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年08月12日

朝日新聞「(社説余滴)北朝鮮化する日本?」を嗤う

← 応援クリック、ありがとうございます。

 私の朝は、コーヒーとともに、朝日新聞の社説をチェックすることから始まる。もう何年も続けているが、精神衛生上、あまり良いことではない。しかし、「敵」の主張や論点を知ることは重要で、守旧左派メディアの代表格である朝日の社説は、サヨクサイドの行動指針にもなっていることもあって、彼らの「いかがわしい論点」を知ることは重要だと思う。

 ただ、朝日の「社説余滴」という連載コラムはあまりマークしてこなかった。東京新聞の「本音のコラム」は、山口二郎のようなバカがしょっちゅう顔を出すので確認しているが、「社説余滴」は存在としては地味である。だが、そこに書かれていることはやっぱり朝日的で、大上段に構える社説とは異なり、朝日的論点を平易な表現で読者に刷り込む機能を有している。

社説余滴


 いま、ネットでも話題になっているのが、この「社説余滴」に掲載された、「北朝鮮化する日本?」だ。2チャンネル等では冒頭の段落しか確認できないが、全文を引用してみる。

(社説余滴)北朝鮮化する日本? 箱田哲也

 軍事独裁政権の重い縛りを解き、韓国の民衆が自由を勝ち取って今年で30年になる。

 そんな節目の年に、「絶対権力」と言われる現職大統領を革命的に、しかも非暴力で引きずり下ろしたわけだから、韓国の帯びた熱は簡単には下がらない。

 ソウルであった30周年記念の国際会議をのぞくと、人々の陶酔感を肌で感じた。その際、何人かの韓国側出席者から同じような質問を受けた。

 権力者の公私混同にまつわる疑惑が浮上したという点では日韓とも似ているが、日本社会はどうしてかくも平穏なのか、という問いだ。

 状況が違うしなあ、と答えを考えていると、日本留学の経験がある学者が割り込み、「国民性の違い。日本は選挙で意思を示す」と解説した。

 韓国には市民が立ち上がって圧政を覆した成功体験がある。今回の大統領弾劾(だんがい)もそうだが、独裁復活のにおいが漂う不当な権力行使には極めて敏感なだけに「日本は自由社会なのになぜ」と考えるのも無理からぬことか。

 また、日本の一連の騒動は妙に韓国側を納得させていることも知った。「日本は法治や行政が成熟した先進国という印象だったが、実はそうでもないのね」「韓国特有かと思っていた忖度(そんたく)という概念は、日本にも根付いてたんだ」など、どこか安心したように感想を語るのだった。

 確かに日本の民主主義のイメージは傷ついたかもしれないが、日本留学経験者の指摘通り、東京都議選は安倍政権に大打撃を与えた。

 それに今は勢いづく韓国だって、いずれ民意と現実のはざまで苦悩の時を迎えよう。最高権力者の首はすげ替えたが、感情に流されず法理に基づき前大統領を裁けるのか、民主主義の真価が問われる。

 そういえば、関係者の間では数年前から「日本が韓国化した」とささやかれてきた。

 かつての韓国に、何もかも「日本が悪い」と批判する風潮があったように、最近の日本でも単純な韓国観が広がり、それが嫌韓につながっているとの指摘だ。

 ソウル滞在中、日本通の韓国の重鎮とそんな話をしていると、こう切り返された。

 「ある日本のトップクラス官僚など、口を開けば安倍首相はすばらしいと絶賛する。何かに似ていると思ったら、『偉大な指導者、金正日(キムジョンイル)同志は』というあれだ。もう韓国を通り過ぎたんじゃないか」

 ……。


 (はこだてつや 国際社説担当)


 日本の民主主義のイメージは、本当に傷ついたのか。むしろ、朝日のようなメディアが、事実報道よりも政権批判を目的化し、それを「運動化」して大キャンペーンをはったことによる反安倍の印象操作が一定の成果を示しただけではないか。「権力者の公私混同にまつわる疑惑」が、森友・加計のふたつであることは明確だが、少なくともそれらの疑惑は朝日のようなメディアが仕掛けたプロパガンダであり、彼らは何ら法的根拠も示さず、安倍批判を継続している。事実報道よりも安倍政権打倒を目的化し、大キャンペーンを張ったことによって政権支持率は低下し、彼らは一定の成果を得た。だが、政治リーダーを徹敵的に貶め、そのことによって民衆の反安倍機運を盛り上げようとしている彼らこそ、「日本左派メディアの南鮮化」を体現しているものではないか。

 「独裁復活のにおいが漂う不当な権力行使」という表現も、実に悪意に満ちている。日本に独裁政治が成立するメカニズムなど存在しない。日本国総理大臣の権力など、大統領制に比べると極めて弱い。「不当」ということばを使うのであれば、その不当の根拠を示すべきだが、朝日はいまだその根拠を示さず、「忖度」はさせる側が悪いという論点ひとつで政権批判を展開する。特的秘密保護法では安倍総理をヒトラーになぞらえ、「独裁政治」の印象操作に走ったが、日本に独裁政治が成立するなら、朝日などとっくに廃刊である。日本で唯一独裁政治が成立したのは、戦後のGHQの統治時代しかない。

 「ある日本のトップクラス官僚など、口を開けば安倍首相はすばらしいと絶賛する。何かに似ていると思ったら、『偉大な指導者、金正日(キムジョンイル)同志は』というあれだ。もう韓国を通り過ぎたんじゃないか」

 ……。


 最後の「……。」というのは、黙認か、それとも返す言葉がないという意味か。少なくとも、この箱田哲也という記者は、沈黙を利用して「日本の北朝鮮化」を否定していない。過去にヒトラーになぞらえた安倍総理が、今度は金正日だという。その比喩に反論できないことを文字にしたのが、箱田哲也という記者がこの記事を書いた目的だろう。

 「南朝鮮に見習い、民衆は蜂起し、革命を起こし、安倍政権を引きずり下ろせ」というメッセージ記事だ、というまとめが適当だと思われる。記者の箱田は、「北朝鮮化する日本?」と最後にクエスチョンマークを付け、メッセージとは裏腹に、逃げを打った。卑劣である。

 こんな新聞、金を払って購読している人の神経を疑ってしまう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2017/08/12 11:49 ] メディア | TB(0) | CM(11)
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: