私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年08月

首相に仕事の環境を与えるのが国民の仕事

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 憲法9条信者たちは、いまの北朝鮮情勢をどう説明するのだろうか。我が国の憲法によれば、「平和を愛する諸国民」のなかに当然ながら北朝鮮も入っているはずだ。その平和を愛していたはずの北朝鮮が、我が国の頭越しにミサイルを撃ち、「日本列島を瞬時に焦土化できる」とふんぞり返る。「日本列島が太平洋に沈没するかもしれないことをはっきりと理解しろ」と、上から目線でものを言う。これが果たして、信義と信頼のおける諸国民のひとつなのか。

金正恩


 当然、護憲派にとっても、この北朝鮮の行動を日本国憲法に沿って説明することは不可能だ。憲法を守っていれば平和が維持されるという護憲派の信仰の中心が、北の黒電話によって完全に否定されているのである。しかし、このような事態を引き起こす悪者は必ず存在する。だから護憲派は、その悪行の責任を、金正恩ではなく、安倍総理に転嫁する。「アベが好戦的だから」、「アベが対話を拒否するから」等々、筋論から大きく逸脱した言説が、恥ずかしげもなく展開されている。「安倍政権はバカ発見器」とは産経新聞の阿比留政治部編集委員の名言だが、そういう意味では「憲法9条もバカ発見器」のひとつということだろう。

 GDP比で日本の100分の1とも300分の1ともいわれる北朝鮮のような弱小国家が、「お前の国を焦土にしてやる」と言い放ち、口だけならまだしも、頭越しにミサイルをぶっ放す。ここまで日本がナメられている要素はひとつしかない。日本は正規軍を持たない丸腰国家であるからだ。自衛隊は存在するが、専守防衛が国是とされ、挑発しても矛を収めたままの状態から抜け出すことができない。相手は、世界一の軍事国家である米国ですら手を焼くならず者だ。いくら能力も意識も練度も高い自衛隊であっても、ミサイルが着弾してからでないと手出しができない。いや、着弾してからとて、積極的な攻撃に反対する輩も多いと予想する。

 やれJアラートは不安を煽るだけだの、北朝鮮を刺激するなだの、文句を言っているだけの無責任な国民は、自分たちが政府の手足を縛っていることを全く理解してない。日本の首相は、正規軍という実力組織を持たず、そして、交戦権を認められない条件下で、交渉に当たらねばならないのだ。文句を言うくらいなら、政府に交渉の道具を与えてから言え、と言いたい。

 ミサイルも嫌、Jアラートも嫌、ましてや戦争が嫌と言うのであれば、軍事的な威嚇や戦争を仕掛けられない状態を作るしかない。憲法9条は戦争を抑止するためには何ら効力を持たないばかりか、逆に我が国の安全保障環境における最大のリスクであることを、いまの北朝鮮が示しているではないか。

 文句を言う暇があったら、政府に交渉の環境を提供すべきだ。その環境のひとつが、9条を捨て、国防軍を持つことである。それなしに国防で政府を批判するのは、バットを与えてもらえない打者を「何故打てない」と批判するのと同じだ。


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