私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年08月

沖縄2紙の自殺行為 ~ 共産党と「不屈の結束」を表明

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 私はよく朝日新聞や毎日新聞の社説や記事を取り上げ、「偏向」していると批判するが、偏向の度合いでいえば地方紙のほうが酷いのも事実である。全国紙は偏りながらもある程度のバランスを考えて紙面を構成しなければならないが、地方紙にはそのような「調整」は、全国紙ほどは求められていない。ただ、全国紙の影響力が、地方紙には比較にならないほど大きいから、批判すべきは批判する。

 地方紙の中でも、沖縄のメディアは酷い。沖縄の有力地方紙は琉球新報と沖縄タイムスだが、彼らの記事から見る方向性は、自分たちが日本政府による差別の被害者であることのみに立脚しているように思える。もちろん、メディアの問題だけではないのだが、そういう空気が翁長のようなクレーマー知事を誕生させたという見方も成り立つ。

 その沖縄2紙が、なんと共産党機関紙であるしんぶん赤旗に登場し、「不屈の結束」を表明したというから驚きだ。産経の記事を全文引用する。

沖縄2大紙の編集局長が「赤旗日曜版」でそろい踏み 共産党と「不屈の結束」(産経)

 沖縄県の2大紙「琉球新報」「沖縄タイムス」の両編集局長が、共産党機関紙の「しんぶん赤旗」日曜版20日号に、インタビューの形で登場し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への反対姿勢を表明していることが18日、分かった。政治的中立が求められるメディアが、特定政党の機関紙上で政策をめぐって“共闘”路線を鮮明に打ち出すのは異例だ。

 「沖縄 不屈の結束」と題したインタビュー記事は、12日に那覇市内で開かれた辺野古移設阻止の「県民大会」を受けたもので、1面と6面に分けて琉球新報の普久原均、沖縄タイムスの石川達也両編集局長がそろい踏みしている。

 共産党関係者によると、赤旗が一般新聞の編集幹部をインタビューし、紙面で大きく掲載したことは過去に例がないという。

沖縄 不屈の結束


 普久原氏は「沖縄の新聞として米軍基地に反対するのは当たり前」「私たちは『無力感に追いつかれるな』と言っている」「人権侵害を正す報道はジャーナリズムの原点中の原点だ」などと強調する。

 石川氏は「沖縄の基地問題が解決しない最大の原因は日本政府の姿勢」「これからも矛盾点や違和感を政府に発し続ける」「報道にいる人間としてはあきらめるわけにはいかない」などと訴えている。

 共産党は「辺野古移設反対」と「翁長雄志知事支持」を叫ぶ「オール沖縄」勢力の中核をなし、琉球新報と沖縄タイムスは同勢力の応援団となっている。3者は、来年2月の名護市長選や来秋の知事選での「勝利」に向けて軌を一にしており、今回の記事で「不屈の結束」が示された形だ。

 これに対し、政府関係者は「2県紙の偏向報道ぶりは最近加速しているが、ここまでやるかと驚いた。共産党とタッグを組むことを宣言したもので、もはや報道機関の名に値しない」と指摘した。


 メディアとしては大暴走である。読売が前川助平の出会い系バー通いを報道した際、「政府の御用メディアか」と批判されたのは記憶に新しい。私は読売にこの批判は当たらないと思うが、メディアは本来、特定の政治勢力に与すること自体がタブーであるのだ。放送法で縛られる電波系メディアとは異なり、新聞には政治的中立は求められていない。だが、琉球新報や沖縄タイムスが毛明する日本新聞協会の綱領に書かれている通り、新聞には「報道は正確かつ公正でなければならず、記者個人の立場や信条に左右されてはならない」のである。その点からいえば、新聞が特定の党との「結束」を表明することは、常識外れと言わざるを得ない。

 もっとも、政治的中立を標榜しながら、毎日毎日、偏向記事を量産している朝日や毎日のような全国紙は、違った次元で質が悪い。少なくとも、偏向が新聞に対する信頼性を低下させ、ますます新聞離れを誘発するのではないか。手っ取り早く言えば、それは単に「身から出た錆」的なものだ。新聞がネットに勝てなくなる時代は、案外早く来るかもしれない。


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