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日本ジャーナリスト会議なる団体が、「優れたジャーナリズム活動や作品」に贈るJCJ大賞なるものを、朝日新聞の森友、加計問題報道に贈ったという。
朝日新聞社の森友・加計スクープにJCJ大賞 (朝日)
日本ジャーナリスト会議(JCJ)は19日、優れたジャーナリズム活動や作品に贈る今年のJCJ賞を発表し、大賞に朝日新聞社の「『森友学園』への国有地売却と『加計学園』獣医学部新設問題を巡るスクープと一連の報道」を選んだ。
選考理由で「国政を揺るがす両問題を最初に報じた後、関連各省の記録文書の存在などを報道し続けた」「民主主義の原則を掘り崩そうとした問題の取材・調査報道の積み重ねの価値は大きく、メディアの存在感・信頼を高めた」と評価。安倍晋三首相夫妻の関与への疑惑が、両問題に共通しているとも指摘した。(以下、馬鹿馬鹿しいので略)
調べてみると、歴代の受賞者は朝日、東京、NHKなど、左傾斜した会社ばかりだ。法的瑕疵を全く掘り起こせていない「言い掛かり報道」をひたすら政権批判を継続する新聞社も新聞社だが、事実として確定していないばかりか、単なる当たり屋的な報道に「大賞」などと呼ばれるものを贈る団体も狂っている。ジャーナリズムというお面を被った、単なる左翼思想団体と定義して良いだろう。
恐らく、同じような政治評論団体があったなら、18日の蓮舫の会見に大賞でも差し出すのではないだろうか。18日の蓮舫の会見は、タレント時代の嘘も含め、政治家として反省はするが責任はない、または取らないというものだった。戸籍謄本の公開についても、二重国籍という事実を隠蔽していたことを、マイノリティ側の被害者だと論点をすり替える姑息な宣伝工作に打って出た。
この姑息な会見を激賞しているバカがいる。小林よしのりという漫画家だ。
蓮舫代表の記者会見に感動した (Blogos)
さて、民進党・蓮舫代表記者会見を最初から最後まで見た。
戸籍公開に疑問を持っていたが、この記者会見は凄かった。
まったく素晴らしかった!
わしは蓮舫を見直した。実に好感を持った。(中略)
産経新聞や自称保守系の雑誌では、李登輝を「元日本人」と共感を持って取り上げてるくせに、蓮舫の父親を完全外国人と見做すなんて、日本人ではない!
産経新聞や「アゴラ」やネトウヨこそ、日本から叩き出すべき国辱野郎どもだ。(中略)

しかし、蓮舫の説明は凄かった。
自分のアイデンティティーが定まらぬモデル時代を、まだ未熟だったと言ったのも良かった。
誰だって未熟な時代があり、成長していくのだ。
安倍晋三があんなに見事に説明責任を果たしたことはない。
いや、説明責任を果たせるほど、日本語がうまく操れないのである。日本語が未熟なのだ。
だが、蓮舫は実に微細な点まで、日本語を操って説明してみせた。相当な能力である。
しかも、産経新聞やアゴラという、イジメ目当てのストーカーにすら、安倍首相のように「ああいう人たち」扱いをしなかった。
ちゃんと誠実に応えていた。
大したものだ。わしは蓮舫を支持する。党首にふさわしい。(以上、切り取り)
少々痛々しささえ感じられるブログである。あの会見のどこをどう切り取ったら、凄さや素晴らしさが見えて来るのか。あの会見で見えたのは、違法行為を差別とするし、容疑者からの被害者への変身を画策する論点のすり替えと責任回避のみである。反省はするが、その反省は口から出るばかりで、行動は伴わない。つまり、違法行為を認めながら、罰は拒否するという、法治国家では許されない行為であり、そこに誠実さの欠片すらないのだ。そういう者が立法府に籍を置き、恬として恥じないことこそ、国辱ではないか。
小林よしのりが蓮舫を見直そうと、そんなことはどうでもよい。しかし、いやしくも日本の首相を目指そうという政治家が法律に違反し、その違反がかなりの高確率で故意性を伴う場合、その政治家が批判を浴び、証明や説明責任を求められるのは当然だろう。その批判や説明責任を求める側を「日本から叩き出すべき国辱野郎ども」とか「ジメ目当てのストーカー」とか罵倒する時点で、言論人としての資格はない。
大事なのは、蓮舫の今までの行為が、国籍法および公選法に違反していたか否かの問題である。小林はそういう核心の部分には一切触れず、凄いとか素晴らしいなど、陳腐な表現で話を次元を変える。これは、蓮舫の二重国籍問題に関して言えば、サヨクに共通した傾向だ。
それにしても、小林よしのりの変貌ぶりは、誰かに弱みでも握られているのか…勘ぐりたくなるほどである。
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