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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年07月11日

国会閉会中審査 ~ 既存メディアの報道に一石を投じた加戸前愛媛県知事

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 報道各社が世論調査を実施しているが、NHKの調査でも安倍政権の支持率は35%まで落ちた。参院で安全保障関連法の審議が進行中だった2015年8月以来の水準だという。第一次安倍政権時代の同じNHKの調査で、最低だったのが29%であり、あの人気を博した小泉政権でも39%という数字があったわけで、まだ回復の見込みはあるのだろうが、いずれにせよ、政権にはたてなおしが迫られる。

 面白いのは民進党の支持率で、都知事選の自民惨敗、加計の政局化という好材料がありながら、彼らの支持率は前回から2.1ポイントも下げた5.7%である。共産党も微増で、結局のところ、野党もメディアも総がかりで安倍政権叩きを行ってはいるものの、政党として株を上げるという事態にはなっていない。「安倍政権憎しはわかった。でもこの先どうしたいの?」と問うても、彼らに答えがないことを見透かされているのだろう。

 さて、昨日の衆参両院での閉会中審査だが、仕事を持つ身では当然ながら審議を網羅的に検証することはできず、報道やSNSの情報を集め、比較し、Youtubeで断片的に確認するということしかできていない。そのうえで申し上げれば、昨日の閉会中審査で新しい情報がまったくといっていいほど出てこなかったということだ。前川出会い系事務次官の証言は、すべて憶測の域を出ず、「官邸の圧力」、「総理のご意向」についても、今までの議論のレベルと全く変わっていない。せっかく前川本人を国会に招致し、国民の税金を使って審議をしているのだから、何らかの爆弾が炸裂するかと思いきや、見慣れた線香花火を連発するだけでは、税金の無駄遣いそのものである。助平次官が和泉洋人首相補佐官から呼び出され「総理は自分の口からは言えないから自分から言うのである」と言われたと証言しているが、これも立証は不可能な話だ。単に言ったもの勝ちである。

前川“出会い系”事務次官


 疑惑を増幅させたのは当の出会い系事務次官だけで、自民党の平井議員に「(資料は)前川さんが流出させたのではないかと言われている。まさかそんなことはないですね」と問われ、「お答えを差し控えたい」と返し、否定も肯定もしなかった。ある程度の想定問答は頭の中に入っていたはずで、この質問も当然出て来ると予想していたはずだが、「肯定も否定もしない」というのが既定路線だったのだろう。ただ、「流出させたのは自分ではない」と断言しなかったことで、歯切れよく政権を批判してきた前事務次官の弱点を自ら露呈させた場面だと、多くの人が感じたのではないか。

 一番の収穫は、前愛媛県知事の加戸守行の証言である。前知事の証言をnetgeekが簡潔にまとめている。

(1)前川喜平の「行政が歪められた」という発言は、私から言わせれば国家戦略特区で岩盤規制に穴を開けて頂いたので「歪められた行政が正された」というのが正しいと思う。

(2)特区申請で一番強く反対してきたのは日本獣医師会だった。HPでは専務理事が今治の獣医学部新設に関してけちょんけちょんに書いていた。

(3)感染症対策にブレーキをかけるというのは理解できない。この10年の間、アメリカに遅れないようにしないといけなかったのに、獣医師会は「今治にはつくるな」と言ってきて自分たちは対策を何もしない。これはあまりにもひどい。

(4)既得権益の擁護団体に悔しい思いをした。だが民主党がやると言ってくれて門前払いから検討にレベルアップした。安心して次の知事にバトンタッチした。でもやっぱり民主党も何もしてくれなかった。

加戸守行前愛媛県知事


(5)欧米に負けないよう先端サイエンスと感染症対策において日本人の生命にかかわる問題として獣医師を育成しないといけないのに「今治はダメ」「加計学園ありき」というのは何でかなと思います。

(6)加計ありきなんて事実は全くない。愛媛県会議員と加計学園事務局長が偶然友達だったから話ができて飛びついただけ。これもダメ?友達ならダメ?ずっと思っていたことがようやくこの場で言えた。

(7)一点の曇りもないというのが今回の事件の結論。沢山取材が来たが都合の良いことはカットされて私の申し上げたい事を取り上げてくれたメディアは非常に少なかった。会見をカットなしで流したYouTubeが全てを語り尽くしていると感じた。(以上、抜粋)


 誠実さが画面を通して伝わってくるような答弁とは、加戸前知事のためにあるようなことばだろう。利権構造にまみれた文科省差配の許認可が、国家戦略特区によって打破されたという構図を、加戸前知事は明確に証言した。そして、発言がありのままに伝わるインターネットこそ信頼できるメディアであり、既存メディアは信用に値せずということを国会で発言したのだ。加戸前知事の声を聞き、「嘘を言っている」と感じた人は、余程のへそ曲がりだろう。

 問題は、政権叩きのために第四の権力を行使している既存メディアが、この加戸前知事の発言に関して「報道しない自由」を権利として行使するであろうことだ。腐りきった既存メディアは真実を隠す。伝えないだけでなく、隠すのだ。


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