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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年07月03日

小池都知事の圧勝 ~ 政治はメディアと国民の戦だ

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 昨日投開票が行われた東京都議会議員選挙は、都民ファーストの圧勝に終わった。島部を除く全候補が当選という、出来過ぎた勝利で、板橋の横領犯まで議席を得る始末である。逆に、自民党は歴史的惨敗を喫し、反安倍勢力は早くも「安倍責任論」を振りかざし、国政を揺さぶろうとしている。

 これほどまでに左派メディアと倒閣野党にとって“美味しい”スキャンダルが噴出したことはないだろう。年が始まって早速出てきた森友学園問題と、それに追い打ちをかける加計学園問題。自民党二回生議員(安倍チルドレンと呼ばれる)の不祥事、稲田防衛相の失言と下村元文科相の加計献金疑惑。二回生議員の不祥事以外は論外なものも多いが、森友、加計に関する忖度と「総理のご意向」、下村氏の献金疑惑は、倒閣野党と左派メディアが仕掛けた「工作」であり、「濡れ衣」である。しかし、結果として、多くの有権者はそれに踊った。

 そもそも、前述の自民にとっての逆風要素は、都政と全く関係がない次元のイシューである。しかし、この都議選のあいだ、たとえば築地市場の豊洲移転問題、待機児童問題、全国で最も出生率が低い東京都独自の問題など、都政に直接かかわるイシューが、政策論争として引き合いに出されることはほとんどなかった。それが、メディアがとった印象操作という工作である。多くの有権者にとって、何を争点にしたかわからぬ選挙戦だったのではないか。

小池百合子


 小池百合子氏が都知事選への立候補を表明したのが2016年6月末。その一ヵ月後の都知事選で圧勝した。今から僅か1年前のことであるから、1年前に吹いた風を引き続き吹かせているのは見事だ。しかし、その風は都知事が自分で吹かせているのではない。小池都政の1年間で、目立った実績はない。風は、メディアが吹かせているのである。都民ファーストの圧勝は、政治素人が多くを占める都民ファーストが都議会運営で主導権を握り、特に問題もなければ東京五輪はその状態で迎えることを意味する。

 自民党の自滅は、都議会のドンと呼ばれた内田茂のスキャンダルが発覚した時点から始まっていた。自民幹部が小池都知事の当選後、あいさつに来た都知事に握手もせず、器の小ささを見せたことも大きなマイナスだった。都連は中央に責任を転嫁するだろうが、自戒の念も持つべきだろう。

 政策論争もほとんどなかった都議選は、結果を見れば人気投票だった。2009年夏の総選挙で、「一度やらせてみよう」と民主党(当時)を勝たせた選挙を彷彿とさせる。2009年と同様に、その選挙を主導したのは、小池都知事でも自民党でもなく、マスメディアである。政治とは、政党同士の戦いであると同時に、マスメディアと国民の対決なのだ。今回は、残念ながら、メディアの勝利を認めざるを得ない。次の戦に勝とうとするなら、マスメディアの影響力を徹底的に低下させるしかない。そんなことを思わせる都議選だった。


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