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朝日新聞は昨日の社説「首相らの答弁 不信が募るばかりだ」を、こういう文章で起こしている。
驚き、あきれ、不信がいっそう募る。きのうの国会で、安倍首相の友人が理事長を務める加計(かけ)学園に関する首相らの答弁を聞いた率直な感想だ。
どこかで読んだことあるような文章だ、と思った。そして、この文章から醸し出される空気感でピンときた。2008年11月2日のこの社説と同じなのだ。
こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップにいたとは。驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。
田母神氏が空自幕僚長時代に、民間企業の懸賞に、先の大戦や植民地支配についての個人的な考えを述べた論文を応募した件で、朝日の異常なまでのヒステリックな嫌悪感を記した社説である。朝日はこの社説で、田母神氏が「防衛省内では要注意人物だと広く認識されていた」とし、「多くの自衛官もとんだ迷惑だろう。日本の国益は深く傷ついた」と締めている。だが、省内で要注意人物だと認識されていたかどうかは事案に対する脚色である。「自衛官もとんだ迷惑」かどうかは、確かめようがない。総じて言えば、社説全体が読者に特定の印象を植え付けるものなのだ。 そもそも、「事件」という位置づけからしておかしい。

現在国会で取りざたされている加計学園問題も、本質的には同じだ。 田母神氏同様、安倍総理を悪魔化し、国民の敵として仕立てあげる魂胆なのだ。そもそもこの加計学園問題で野党や左派メディアが問うているのは、法的な瑕疵でも金銭問題でもなく、忖度だ。文書のあったとしても、それは安倍総理の指示のような直接的関与を示すものではなく、あくまで官僚同士のやり取りだろう。それを政治問題化しようとするのは、飛躍的な印象操作ではないのか。
朝日は、「出どころ、入手経緯が明らかにされていない場合は、その存否や内容の確認の調査は行わない」とした松野文科相の発言に対し、感情むき出しで「信じられない。この論法が通用するなら、あらゆる内部告発が「出どころ、入手経緯が不明だ」として、あったことがなかったことにされかねない」と論じている。しかし、出所不明の明らかに信憑性に欠ける文書があったとして、それが行政や政治の責任追及に使われるなら、政権を憎む輩は喜んで文書を捏造し、それを攻撃材料として活用するだろう。朝日の論調は、明らかに一方に偏り過ぎている。
昨日の朝日、毎日は、この文書調査に条件を付けた松野文科相の答弁を非難し、「国民の知る権利への重大な背信行為でもある」(朝日)と批判している。しかし、国民の知る権利をハナから満たすつもりがない朝日のようなメディアが、胸を張って言えるセリフではないだろう。国民の権利と合唱すれば、批判している対象が国民の敵になるという単純な図式をもとに、彼らは世論を誘導する。しかし、その批判になんら根拠がなくてもよいというなら、報道に関する責任の放棄だ。
民進党ら野党と朝日ら左派メディアの必死のネガキャンもかなわず、産経・FNNの世論調査では、安倍政権の支持率が前月から1.9ポイント上昇し59.3%と、依然として高い水準を保ち続けている。一方、民進党の支持率は、前月から1.8ポイントも下げ、昨年3月の結党後、最低となる6.6%を記録した。彼らのネガキャンは全く世論に影響を与えていないことを、そろそろ認識してもよいころだ。
すでにネットでは、民進党がウエブサイトに掲載していたPDF文書の解析がはじまっている。私にその方面の専門知識はないが、興味を持って展開を見守りたい。
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