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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年05月25日

まるで民進党議員 ~ 石破茂氏が朝鮮紙に語った靖国、大戦、そして慰安婦問題

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 自民党きっての論客というふれこみの石破茂氏。確かに、民主党政権時代の国会質疑では、民主党の閣僚たちを震え上がらせたと言われるほど、鋭い質問を繰り出していた。そして、2012年の自民党総裁選では、第一回目の投票で、過半数には及ばなかったものの、2位以下を大きく引き離す人気を得ていた。

石破茂


 結局、決選投票で安倍総理に敗れたものの、そういういきさつもあって、岸田外相とならび、ポスト安部の最有力候補とも言われる。しかし、石破氏に総理総裁は無理だろう。派閥が自民党を支配する時代は終わったとは言われるものの、「水月会」と称する石破派は20名ほどしかメンバーがおらず、組織としては小さい。それに加え、彼がトップに名乗りを上げた時、全国の保守派が黙ってはいないはずだ。石破氏の国家観が、保守派の認識とはまったく相容れないものだからだ。

 石破氏はつい最近、南鮮の東亜日報のインタビューに答えている。そのインタビューの内容を確認すると、まるで民進党議員のインタビューかと思わせるような受け答えが報じられているのだ。以下はその抜粋だ。

―2012年自民党草案は前文で日王を「国家元首」に規定するなど、とても保守的という指摘が多いが…。

「国家元首案については私も反対する。今の天皇(日王)も絶対受け入れないだろう。そんなことまで含めて議論を発展させていかなければならない。安倍総理が1項、2項をそのままにして3項を追加するというのは連立与党の公明党の反対を跳び越えるための窮余の策だ。仮にも憲法なのに、論理的整合性は整えるべきではないか。彼は「自分の手で改憲する」という考えにとてもこだわってる。」

―事実、最近の安倍総理はとても無理が多くて詭弁が目立つ。森友学園不当支援論議に続き、加計学園獣医学科新設支援論議など本人が関連したスキャンダルが続けてさく烈するせいなのか…。

「彼を代表に選択した自民党の人々は総理が誤った道に行かないようにする責任がある。今は誰も「変だ」とか「間違った」という話をしない。これは深刻な問題だ。」

―改憲と関連して韓国では日本が戦争できる国家になろうとしているという憂慮が大きい。

日本が戦争可能な国家になれば、太平洋戦争に対する徹底した反省が前提になければならない。中日戦争、太平洋戦争、1945年広島原爆と敗戦…。200万人が犠牲になった。なぜその戦争を始めたのか。なぜ途中止めることができなかったのか。きちんと検証して反省しなければならない。当時、政府や陸海軍首長らは勝てないことを知りながらも雰囲気に巻きこまれて戦争に突入した。当時、メディアをはじめとして誰も反対しなかったのも大きな罪だ。誰も真実をいわなかった。」

―靖国神社参拝をしない理由もそのためなのか。右翼の攻撃が激しかったのに…。

若かった時は知らずに参拝した。ところが15年前ぐらいに靖国神社の本当の意味を知ってからは行けなかった。国民を欺き天皇を欺き戦争を強行したA級戦犯の分祀がなされない限り、靖国に行くことはできない。天皇が参拝できるようになれば、その時行こうと思う。

―日本会議など右翼勢力は敗戦を認めずに戦前回帰したがる傾向が強い。現在、現れている歴史修正主義的指向もこの基盤の上にある。同じ保守としても石破議員はこのような点で違うようだ。

「私は考えが違う。日本は敗戦に対する徹底した反省の上に独立主権国家、民主国家として道を探していくべきだと見る。」

―慰安婦葛藤などで韓日関係が難しい。

本当に難しい問題だ。慰安婦問題について日本国内にも様々な意見があるが、人間の尊厳、特に女性の尊厳を侵害した点においてあってはならないことであり謝罪するのが当然だ。ただし、何回も歴代総理、日王まで謝罪の意向を明らかにしたのに韓国で受容されないことについては挫折感も大きい。それでも納得を得る時までずっと謝罪するしかないだろう。

彼は韓日併合についても言及した。
「日本では「当時、国際法上で違法ではなかった」と主張するが、「違法ではなかったのでやった。以上!」と終わらせられる問題ではない。国を失うということはその国家の伝統や歴史、言語、文化を全て失うという意味でその国の国民の自尊心を激しく傷つけることだ。申し訳ないことではないのか。ところが私がこの様な話をすれば直ちに「石破は韓国の味方か」という攻撃がくる(笑い)。」


石破茂


 石破氏の靖國神社不参拝は、2012年の総裁選の際にもネットでかなり取り上げられたイシューである。私もブログで石破氏をこの問題で批判したので、よく覚えている。インタビューで分かる通り、その理由は「A級戦犯の合祀」なのだそうだ。もう、この時点で議論にはならない。これは特亜の主張の受け売りでもあり、更に言うなら、戦後民主主義の最も悪い部分の肯定である。

 石破氏は、東亜日報が歴史修正主義の右翼勢力と否定的な問いをしたのに対し、その歴史修正主義という認識を否定せず、「私は違う」と明確な線引きをした。日本会議は、安倍総理の支持団体の文脈で取り上げられたのだと推察するが、もしそうなら、石破氏は安倍総理は歴史修正主義者だと言っているようなものである。

 最も憂うべきは、石破氏の慰安婦問題に関する認識だ。氏は、歴代総理はおろか、天皇陛下まで謝罪の意向を明らかにしたにもかかわらず、南鮮が何度も蒸し返してきたこの問題について、「それでも納得を得る時までずっと謝罪するしかない」と語っている。これは、慰安婦日韓合意の全面的な否定であり、安倍総理の外交を批判するだけでなく、合意の再交渉等を目論む文在寅に塩を送るメッセージである。

 いわゆる慰安婦問題に関しては、南鮮の“納得を得る時”が来ることはない。そんな時が望めないから、日本側も妥協し、南鮮とのあいだで“最終的かつ不可逆的に解決”で合意したのだ。日本の保守派も、色々と不満を持ちながら、それでも我慢しているこの合意を、日本側から「永遠の謝罪が必要」と蒸し返すようなら、保守派は石破氏の出世に対し、猛烈に抗うだろう。

 もちろん、朝鮮メディアのことだから、記事の内容に歪曲があることも予想される。その場合、石破氏は語ったことの真意を公表すべきである。


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