私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年05月08日

「テロ等準備罪」を都政の争点に掲げる蓮舫の愚

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 6月23日に告示され、7月2日に投開票が行われる東京都議選が迫ってきた。最大の興味は、小池都知事率いる(率いているように見える)都民ファーストの会と自民党との議席争いだ。都民ファーストの会の現有議席数は、現時点で127あるうちの5議席だが、恐らく躍進するだろうと思われる。だが、小池都知事が都知事選で見せた神通力は、就任後の築地市場の豊洲移転問題等での見せている迷走もあって、賞味期限は切れつつあるように思われる。寄生虫政党である公明党は、早くから都民ファーストとの連携を打ち出しており、抜け目のなさは相変わらずだ。

 そんな、自民党対都民ファーストの戦いの構図に埋もれているのが民進党だ。蓮舫代表のお膝元で惨敗するようなことがあれば一大事とあって、蓮舫自身が早くから選挙区に入っている。昨日7日も、都内で街頭に立ち、眉間に青筋を立てて演説をぶった。ただし、論点はアサッテの方向をむいていたようだ。

 民進党の蓮舫代表は7日、東京都議選(7月2日投開票)の公認候補予定者の応援のため、東京都内で街頭演説に立った。候補者の離党が相次ぎ、台所事情の苦しい蓮舫氏だが、この日演説で重きを置いたのは、共謀罪の構成要件を厳格化して「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案への批判。もちろん国政案件で都議会は政策決定権を持たないが、蓮舫氏は都議選の争点になると踏んでいるようだ。


 テロ等準備罪を都議選の争点とすることの愚かさについては、先月23日のブログで触れたが、あまりに呆れてツッコミ不足だった感がある。要点はひとつで良い。都議会に決定権がないことを都議選の争点とするのは、民主主義の成り立ちを理解できていないということである。地方議会や国会にはそれぞれ分担があり、テロ等準備罪の是非を都議会で議論するのは、都税の無駄遣いである。イデオロギーで税金を浪費されてはたまらない。都民はこういうプロパガンダに迷わされてはならない。

蓮舫


 この演説は、日刊スポーツも取り上げている。

 この日は、7月の都議選を意識した演説でもあった。蓮舫氏は、同党の渋谷区の候補者が区議出身であることに触れ「実績がある人でないと、議会で都知事とどう向き合うのか、どう質問するのか(分からない)。今から都政とは何か勉強しているひまは、これから4年間ありません。すぐ仕事ができる人を選んでほしい」と訴えた。


 これは失笑ものだ。都知事選で、民進党は政治ど素人の鳥越俊太郎を擁立した。鳥越は、こともあろうに、「急に出馬を決めたので、都政の知識が十分ではなかった。でも3日あれば大丈夫」と語った。都民と都政を何の思慮も挟まずに愚弄したことばだったが、当時民進党は、この「すぐ仕事ができない人」どころか「都政を勉強したことがない人」を「都民のための政治をぶれずに突き進む人材(蓮舫談)」とまで持ち上げて推していたのだ。見事すぎるほどの二枚舌である。

 民進党の都議選における公認予定者では既に離党ドミノが起きており、当初予定の36人のうち、14人が離党届を出す異常事態だそうだ。今年2月、現職の議員自らが民進党の名前を会派から消す「民進党隠し」に至っており、現状では民進党という党名自体がタブー視されているということだ。都議選の結果いかんで、蓮舫の進退も窮まる。民進党の瓦解は、案外地方から始まるかもしれない。


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[ 2017/05/08 07:09 ] 政治 | TB(0) | CM(16)
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