私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年04月

山本太郎と金正恩の「ことば」の共通点

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 民進党の階猛議員が、自民党の土屋正忠議員に手を出した動画がネット上で広まっている。もともと階議員の顔は怖いから(笑)、キレたら放送禁止レベルものだと思うのだが、TV報道はしっかり伝えているから、このドン引き映像は多くの国民が既に視聴済みだろう。オカルトものを見せられた方はたまったものではない。

 テロ等準備罪(反日左派は頑なに共謀罪と言い張る)にかかわる野党の対応や審議を観察していると、特定秘密保護法や、集団的自衛権の行使容認を含む平和安全法制の時と、まったく同じ映像を観ている感覚に陥る。最大の共通点は、野党のデマだ。特定秘密保護法の時は、「居酒屋で秘密を話すと逮捕」などというデマが広まった。集団的自衛権のときは、野党が「徴兵制の復活」などというデマを吹聴し、民進党はネガキャン用のパンフレットまで作成した。

 今般のテロ等準備罪についても、野党は同じ戦略で、この法案を潰しにかかっている。笑わせるのは、勢力としては豆粒のように小さくても、声だけは大きい山本太郎や福島瑞穂のデマだ。23日、「共謀罪の創設に反対する百人委員会」の呼びかけで、全国20ヵ所で、テロ等準備罪に反対するデモが行われた。下記は、山本太郎のアジ演説のくだりである。

【テロ等準備罪】社民・福島瑞穂氏「『しばいたろか』で犯罪」 自由・山本太郎氏「トンカチ買ったら準備罪」 全国で“共謀罪”反対デモ、山手線内でプラカード強行(産経)

 「殺人など凶悪犯罪の場合であれば、相談の段階で取り締まれるものもある。でも、今やろうとしていることは全く違う。私とあなたが何かについて話し合う。その時点で共謀です。あいつ、むかつくな。殴ってやろうか。共謀成立、相談成立です」

 「その話し合った後に、なんとなくコンビニに立ち寄って、お金を下ろす。1万円を下ろす。これ準備だっていう話にされてしまいかねない話なんです。むちゃくちゃでしょ」

山本太郎


 「酒に酔ったり、ストレスを抱えたりしている人が思わず口走ってしまうような言葉が、(共謀罪の対象になる)可能性があるんです。隣の車、またうちの家の駐車場にとめている。これ、頭きますよね。『頭くるな、あいつ。フロントガラス、割ってやろうか』でも、この時点で犯罪ですか。日曜大工の店に行って、トンカチを買ったと。これ、準備とされてしまう恐れもあるんです。非常に恐ろしい話なんです」(以上、抜粋)


 例えば、金正恩という人物がいる。この人物は、軍や国営の通信社を通じて、「単なる太った動物がぴくりとでもすれば、先制打撃で無慈悲にたたきのめす」とか、「生存を許さない無慈悲な破滅的懲罰を加える」などと豪語しているが、戦争の脅威は今もあるものの、ことばは全くと言って良いほど心に響かない。現実離れし過ぎたことばは、説得力を持たないのだ。

 山本太郎の比喩にも、共通点がある。街行く人がこのアジ演説に遭遇し、山本太郎のことばが耳に入ってきても、その比喩を現実と結びつけて恐怖を覚える人は稀だろう。駐車場を取られて、ガラスを割るためにトンカチを買う人物を取り締まるほど、警察も公安も暇ではない。面白おかしいたとえ話を使って、耳目を集めたいのだろうが、山本のことばは、金正恩と同じ効果しかもたらさない。即ち、極論を言えば言うほど現実から乖離し、説得力を失っていくのである。

 そもそも、テロ等準備罪は対象を組織犯罪と規定しているにもかかわらず、「違法駐車の車両のガラスを、コンビニでおろした金で買ったトンカチで割る」というたとえ話を持ち出す政治的なセンスは、彼の「なかまたち」以外の共感を得られるものにはならないだろう。山本太郎は、我が国の政治、とりわけ野党の劣化を示す、悪しきサンプルである。


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[ 2017/04/25 07:08 ] 政治 | TB(0) | CM(9)
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