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森友学園、籠池氏の国会での証人喚問が近づくにつれ、へっぴり腰になっていくのが「倒閣野党」と「反日メディア」の面々だ。
民進党は、偽メール事件のトラウマからか、籠池氏に託した爆弾発言を期待感を残しつつも、国会質疑での踏み込みを止めた感がある。メディアも同じだ。朝日新聞は18日の社説で「大切なのは23日の証人喚問が終わりではないということだ」と、「100万円寄付」で騒いだ後始末をし、毎日は19日の社説で、昭恵夫人まで証人喚問せよと、籠池氏から確証が出ないことを念頭に、朝日と同じ手法で問題の延命措置を図っている。
籠池氏がノイホイこと菅野完を通して提示した証拠があまりにもお粗末すぎて、ネットでは失笑を買っている。18日に紹介した、手書きで安倍晋三と書いた
振込用紙だが、この物証を皮肉ったパロディ画像(
1、
2)まで出回る始末で、この程度の「物証もどき」で胸を張った菅野の情報レベルの低さには呆れるばかりだ。

寄付金と称する100万円については、
池田信夫氏の整理が分かり易い。
「会計の人に止められた」というが、そもそも自分で自分に振り込むのがおかしい。郵便局に森友学園の口座があるのだから、そこに入金すればいい。修正テープの上に「淀川新北野郵便局長」という押印があるので、これは長女が「安倍晋三」名義で偽装入金しようとしたが郵便局が受け付けなかったものと思われる。事実は次のように推定するしかない。
- 籠池氏が昭恵さんの講演料として9月5日に100万円を持参した。
- 昭恵さんが講演料を辞退した(?)
- 籠池氏がこれを「安倍首相からの寄付」として7日に自分あてに振り込もうとした。
- 郵便局が受理しなかったので、自分の名義で振り込んだ。
このうち1と3・4は確認できるが、2は不明だ。入金は「森友学園から森友学園への寄付」として名簿に残されており、昭恵さんの名前は出ていない。彼女は「寄付した記憶は全くない」と話しており、講演に同行した政府職員も「寄付をするような場面はなかった」と証言しているという。もし彼女が寄付したとしても、何の違法性もない。もちろん首相とは無関係である。
要するにこれは、籠池氏が入金記録をつくるために自分あてに100万円振り込んだという証拠でしかない。
ジャーナリストの山口敬之氏は、「安倍さん、さっき言ってたけど、"証人喚問になってよかったよ"と。ここまで来たら公明正大に、お互い正直に言うからと。」と、AbemaPrimeで語っている。これが事実であるとの確証もないものの、籠池氏を参考人招致ではなく証人喚問としたこと、メールのやり取りを公表してもよいとしたことなどから考えると、安倍総理の自信は確かなものであるようだ。
くしくも一昨日の日本テレビ「バンキシャ」では、籠池氏と倒閣野党議員の密談の内容が漏れて報道され、籠池氏自身の「私自身100パーセント清廉潔白とは言えません」という発言や、大阪府による森友学園運営の塚本幼稚園への立ち入り調査を恐れていることなどが紹介された。籠池氏の胡散臭さが日を追うごとに強まる一方、安倍総理への信任はほとんど変わっていない。

FNN・産経の3月度の世論調査によれば、安倍内閣の支持率は57.4%で、前月調査から僅か1.4ポイント減の横這いだ。自民党の支持率は1.1ポイント上げて38.0%であるにもかかわらず、民進党は8.4%と、2.4ポイント下げている。共産党たるや、2.3ポイント減の3.8%と、目も当てられない状況である。この数字は、100万円云々が報道された後の調査結果であり、森友報道と野党の政権批判に、世論が全く踊らされていないことを示すものだ。
23日の証人喚問で、籠池氏が何らかの別な「爆弾」を用意していれば話は別だが、もし今まで以上のものが出ないと、倒閣野党は籠池氏もろとも沈んでいくだろう。それもまた、「身から出た錆」である。
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