私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年03月05日

森友学園の教育方針批判 ~ 批判されて然るべきことと、批判されるべきではないこと

← 応援クリック、ありがとうございます。

 森友学園問題が続くが、相変わらず、関係がないことをいっしょくたにひっくるめた批判が多い。安倍総理の政治的関与については、有効な証拠は一切出てこず、既に結論が出ている。土地に関する大幅値引きとゴミ埋めは、単に学園と近畿財務局との間の問題だろう。鴻池議員の告発は、学園側と鴻池氏の言うことが食い違っており、ここは調べればよいこと。残るは、教育方針の問題だ。

 教育方針をめぐっては、学園側が園児に「日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて」やら、「安倍首相ガンバレ」、「安保法案国会通過よかったです」などと言わせていることが批判されているが、私はこの批判は、概ね妥当だと考える。子供にはある程度の刷り込みは必要だと思うが、刷り込む内容なら他にあるはずで、そのことは後に書く。少なくとも、反日教育を是とする支那や朝鮮の教育と同じレベルに合わせることに、妥当性は見いだせない。そんなことをやっているから、余計な勢力に利用されるのだ。

森友学園 在日コリアンの会、大阪府に指導求める (毎日新聞)

 学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)が人種差別を助長する教育をしているとして、在日コリアンらでつくる「ヘイトスピーチを許さない!大阪の会」(同市)などが2日、保護者への謝罪や再発防止を指導するよう求める要請書を大阪府の向井正博教育長と私立学校審議会の梶田叡一会長宛てに提出した。学園が対処しない場合、小学校設置を認可しないよう求めている。

「ヘイトスピーチを許さない!大阪の会」の宋貞智代表


 同会などは、2月27日の衆院予算委員会で幼稚園の運動会として取り上げられた映像で、園児に「日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて」と選手宣誓をさせていたとして問題視。「人種差別行為」に当たり、ヘイトスピーチの抑止を目的とする大阪市条例などに違反すると指摘している。

 この日、同会のメンバーらが府庁を訪れて要請書を府私学課職員に手渡した。メンバーの一人は「人種差別を先導するような人は教育者としてふさわしくない。厳正な対応を求める」と話した。【武内彩、津久井達】


 在日コリアンらが、学園が園児に「日本を悪者にする中国や韓国は心を改めて」と選手宣誓をさせていたことについて、「ヘイトスピーチ」だと抗議したそうだ。森友学園の教育内容を、自らのプロパガンダの流布に利用した例だ。ただ、森友もどうかと思うものの、在日朝鮮人が「小学校設置を認可をするな」などというのは、明らかに越権行為だろう。そんな主張が通るなら、南朝鮮の学校の多くは閉鎖になるではないか。

 教育方針でもうひとつ批判されているのが、教育勅語の素読だ。これについては、左派系の新聞が社説で大々的に批判している。

森友学園 公教育を逸脱している (朝日新聞社説 2017-03-01)

 この幼稚園は、園児に教育勅語を素読させてもいる。学園が4月に開校予定の小学校でも同様に素読させるとしている。

 教育勅語は、天皇を頂点とする秩序を説き、戦前の教育の基本理念を示したものだ。「基本的人権を損ない、国際信義に対して疑問を残す」などとして、48年に衆参両院で排除・失効の確認が決議されている。この経緯からも、素読は時代錯誤だ。


森友学園 教育機関と言えるのか (毎日新聞社説 2017-03-03)

 この幼稚園は教育勅語を園児に暗唱させており、新設予定の小学校でも素読させるとしている。

 明治憲法下の教育理念である教育勅語は忠君と国家への奉仕を求めていた。1948年、「基本的人権を損ない、国際信義に対して疑いを残す」などと衆参両院で排除と失効確認が決議された。公式決議の意味は重く、教育現場での暗唱はふさわしくないはずだ。

 強引に戦前回帰を進めようとする籠池(かごいけ)泰典理事長らの姿勢は時代錯誤と言わざるを得ない。


 まるでカーボンコピーのような、朝日と毎日の社説である。教育勅語については、何故か5千以上のFacebookいいねをいただいた2月28日のエントリーを参照していただきたいが、内容は極めて常識的なもので、教育のみならず、一般道徳の涵養にも非常に有意義なものだと、私は考える。両新聞の根拠は、1948年にこの直後が失効したとしていることだ。その下敷きとなったのが、1947年の教育基本法の施行だが、1947年、48年といえば、日本はGHQに占領されていた時期で、教育勅語の失効も、GHQの指示により、日本政府が自ら意思決定したように粉飾されたものだ。

 現行憲法と同じで、教育勅語の失効も、日本に政治的な自由と意思決定がない時代に定められたものである。新聞は、森友学園が私学であり、公立学校に比べて教育内容の自由度が高いため、教育勅語の素読を「法令違反だ」とは言えず、時代錯誤だと批判している。しかし、教育勅語の理念は普遍的な日本人の価値観を箇条書きにしたような内容のもので、「忠君や国家への奉仕を求めたもの」という解釈は一方的すぎる。是非、2月28日の勅語の口語訳を読んでいただきたい。読めば理解できるはずだ。

 時代錯誤とは、いまだにGHQが敷いた戦後民主主義体制を妄信する朝日や毎日のようなメディアのほうであり、両紙の社説は、国民の覚醒について行けない彼等の悲哀が浮かび上がるようなものなのだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ご面倒ですが、是非ともランキングバナーのクリックをお願いいたします。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ
[ 2017/03/05 07:31 ] 社会問題 | TB(0) | CM(16)
カレンダー
02 | 2017/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: