私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年02月17日

都議会から消える民進党の文字 ~ 「東京改革議員団」は便衣兵養成組織か

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 民進党の支持母体である連合の傘下にある基幹労連が組合員を対象にした調査で、自民党の支持率が一時民進党を上回っていたという報道があった。昨年4~5月の調査で、自民党が約23%、民進党が約18%だったそうで、代表の蓮舫と、前任者の岡田にとって赤っ恥だ。党の広報がヤバいと感じたのか、民進党のウエブサイト上にある16日の会見に関する記事では、この部分はきれいに割愛されている。(さすがに動画では部分削除まではできなかったようだが。)

 蓮舫は会見で、支持母体に見放されつつある状況を問われ、作り笑いを浮かべながら「とにかく頑張って支援していただけるように努力したい」と述べたが、聯合では既に蓮舫降ろしが始まったという。もとより、「頑張る」という精神論では支持率は上がらない。電通自殺事件を奇貨とし、民進党は長時間労働解消を必死に訴えているが、これも労組の支持を繋ぎとめるための策のひとつだろう。支持者に見透かされたのか、NHKの2月度の調査では、民進党の支持率は前月の8.7%から2.3ポイントも下げ、6.4%という数字を記録している。

 そんななか、身内からも離反の動きが出てきた。東京都議会の民進系2会派の都議が合流し、新会派「東京改革議員団」を結成したというのである。幹事長に就いた都議会民進出身都議は会見で、会派名から「民進」を外した理由を、「改革の志をもった人を結集するため。私たちが改革していくという強い思いで名称を変更した」と述べたそうだが、これは方便だろう。民進党の冠では、選挙に勝てないのだ。民進党という看板を下ろすチャンスを狙っていたところに、棚ぼた的に転がり込んだのが、小池都知事と自民党都議団の対立だ。渡りに船とはこのことである。

東京改革議員団


 しかし、これは新手の詐欺である。2011年の統一地方選で、「ちょっと待て その無所属は 民主かも」という用語が生まれた。これは、菅政権の失政による民主党支持率低下のもと、民主党の公認をわざわざ取り消したり、最初から無所属であることを偽装する候補者が続出したことを受けてできた標語で、無所属の中に潜んでいる「隠れ民主」を見極めろという警鐘でもあった。

 民進党系都議の「東京改革議員団」も、そのクチだろう。小池都知事の公式ウエブサイトには「東京大改革宣言」という標語が掲げてあるが、「東京改革議員団」という看板は、いかにも都知事と志を同じくするような体裁を装ったものだ。しかも彼等は、民進党に籍を置いたまま、都民ファーストの会には入らないという中途半端さだ。小池陣営が断ったのか、民進党都議らが自らセイフティーネットを張ったのか定かではないが、自民党籍を置いたままの都知事と相まって、なんだか複雑な政局になりそうである。

 この「東京改革議員団」結成に伴い、都政から「民進党」という名称が消えた。しかし、民進党の議員は「東京改革議員団」という隠れ蓑の下で、存在し続けるのである。このカモフラージュ作戦が成功れば、民進党の看板を下ろしたい議員にとって格好のモデルケースとなり、地方選挙で多くの便衣兵を生むことになる。都民の皆さんは、「改革」の看板に惑わされないよう、ご注意を。


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