私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年02月12日

握手にハグ、“相性が合う” ~ 北京への「強固な日米同盟」というメッセージ

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 訪米中の安倍総理が、トランプ米国大統領と初の公式会談を行った。会見でトランプ大統領は、「総理大臣の友情に感謝する」と前置きしたうえで、「お会いしたときに握手して、それだけではなくハグをしました。そういう気持ちになったからです。とても良いつながりを持っています。非常に気が合うんです」と述べた。安倍総理は、オバマ前大統領とある程度の相互理解の関係を築くのに4年もの歳月を費やしたが、トランプとはたった2度の会談で、オバマ以上の良好な関係を築いたということだ。

トランプと安倍総理


 選挙期間中、在日米軍の駐留経費負担を念頭に「安保ただ乗り」を声高に叫んでいたトランプだが、今般の会見では「米国軍を受け入れていただき感謝します」と、総理と日本国民に謝意を述べた。日本に対しては、「アメリカ国民は非常に深い尊敬の念を日本に対して持っています。そして日本の伝統に対しても、同じく尊敬の念を持っています」と高く持ち上げた。これも、オバマの時では考えられなかったことばだ。豪首相との電話会談ガチャ切りや、墨大統領との国境問題での激しい攻防と比較すると、トランプ政権が日本を格別に重要視していることの証と言えるだろう。

 安倍総理がどんなに成果を上げても、批判することが仕事になっている万年野党の連中は、やはり批判的なコメントを発出している。維新の松井代表こそ、「同盟と経済関係を強化する共同声明を発表したことを歓迎する」と肯定的な反応を見せたものの、共産党の志位は、「異常な貢ぎ物外交」と、米国の雇用創出等に協力を申し出た政策を批判した。共産党の批判はまったくの“お約束”だが、やはり程度が低いのが民進党の蓮舫だ。

「ゴルフに興じる首相、誇れない」民進・蓮舫氏 (朝日)

 安倍晋三総理は、一貫して(米国側に)TPPを粘り強く説得をしていくと言っていたが、あっさりと二国間の交渉という形に落ち着いた。なぜ姿勢が急に変わったのか、説明してもらいたい。TPPは昨年の国会で、無理に通す必要は全くなかったということは、むしろ明らかになった。(中東アフリカ諸国からの入国禁止の大統領令をめぐり)世界中から、トランプ大統領がまた人権を侵害するような行動をしないか、厳しいまなざしが向けられている中、トランプ大統領とにこやかにゴルフに興じている日本の総理というのは、私は誇れるものではないと思う。(党本部で記者団に)


 全くわかっていない。私も営業時代に経験があるが、ゴルフは会食などとは次元が違うほど有効なコミュニケーションが取れる手段である。なにせ、ラウンド中は常に1対1の会話が可能で、それが丸1日続くのだから、信頼関係の構築にも最大の効果をもたらすことがある。蓮舫はおそらく、「ゴルフは遊び」だとの認識から言っているのだろう。そんな薄っぺらい発想力では、政治家は務まらぬと思うのだが。

安部総理とトランプ


 暴君とまで呼ばれ、ヒトラーになぞらえて独裁者と称されるトランプ像とは裏腹に、彼は終始、安倍総理に対する敬意を示し、真摯な共同会見となった。共同声明では、尖閣が日米安全保障条約の適用対象であることを再確認し、揺るぎない日米同盟だとのメッセージを北京に送信した。こと安全保障に関しては、今回の会談の成果は100点満点と言ってもよいだろう。

安部総理とトランプ


 また経済問題が残っている。フロリダでは、タフなネゴーシエイションが待っているだろう。しかし、マリーンワン上で肩を並べる両首脳の笑顔は、両国関係がますます良好になると予感させるものだ。

 ルーピーの素人外交から、よくぞここまで信頼を回復したものだ。


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[ 2017/02/12 07:21 ] 外交 | TB(0) | CM(16)
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