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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2017年01月22日

南鮮の火病に乗じて、安倍総理と日韓合意を批判する愚かさ

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 通常国会が始まった段階で、極めて存在感の希薄な民進党だが、ロクでもないことを言ってヒンシュクを買っているのが藤末健三だ。田園都市線の遅延が慢性的だとかで、30分以上遅れたら無料にすべきとツイートし、バッシングを喰らっている。


 藤末は民進党のネクスト経産副大臣だそうだが、仮に民進党が政権を取ったら、この程度の人材が要職に就くのだから、脱力レベルである。批判を浴びたので、「私が問題にしたいのは、「30分遅れたら無料」ということではなく「遅延を防止する仕組みがない」ということ」と後付けで釈明しているが、先のツイートをどう読んでも、仕組みづくりを意図したものだとは思えない。

 民進党といえば、政調会長代理の大串某が、問題化している南鮮の慰安婦像について、安倍総理が日韓合意という「功」を焦ったためと批判している。

日韓合意に関する安倍総理の見通しは甘過ぎなかったか (大串ひろしブログ)

日韓合意について、朴大統領は慰安婦問題を「不可逆的、最終的」に解決するものだと言ったかもしれないけれど、朴大統領の背景にある、多くの韓国国民の感情はどうであったか。その点も、安倍総理として冷静にかつ的確に見極めた上での合意だったのか。

私は、この点安倍総理の見通しは極めて甘かったと思っています。なぜそうなったのか。私は安倍総理が「功を焦った」ところがあったのではないかと思います。


 どこかで近い意見を聞いたことがあると思った方が少なくないだろう。そう、この「多くの韓国国民の感情を的確に見極めたのか」という物言いは、南鮮で真面目に議論されている珍説、「日本政府と市民団体が直接対話しろ(または、交渉しろ)」に相通ずるものの見方なのだ。極めて冷徹に言えば、南鮮国民の感情など、どうでもよいのである。それは青瓦台が斟酌すればよいのであって、日本政府の関知することではない。

 調べてみると、藤末も大串も東大出である。東大出のかたは、さぞかし恥ずかしい思いをされているのではないか。

 安倍総理が「功を焦った」という批判については、産経新聞の阿比留瑠偉氏の近著「総理の誕生」に、日韓合意の際の安倍総理のことばが記されているので、それを以て反論してみたい。

 安倍は当時、この合意を評価し、周囲にこう話した。

「今回は韓国外相がテレビカメラの前で不可逆的と述べ、それを米国が評価するというプロセスを踏んだ。今まで韓国が動かしてきたゴールを固定化していくということだ。ここまでやった後で約束を破ったら、韓国は国際社会の一員として終わる」

 さらに安倍首相は、十二月二十八日夕の朴槿恵大統領との電話会談の際にも、両国間の慰安婦問題が今回で「最後」であることを強く確認した。首相は翌二十九日、周囲に決着がついたことを強調した。

「韓国が慰安婦問題をもう蒸し返さないと約束できるのなら、子供たちを謝罪の宿命から解放できるという思いがあった。今後、(韓国との閏係で)この問題について一切、言わない。次の日韓首脳会談でももう触れない。そのことは朴との電話会談でも言っておいた。昨日をもってすべて終わりだ。もう謝罪もしない」

 韓国については、政権が変われば前言を翻してまた問題を蒸し返すだろうとの見方も少なくないが、仮にそうなっても安倍は一切相手にするつもりはない。


 民進党と南鮮の慰安婦問題に関する交渉といえば、野田政権下で、外務省の佐々江次官が青瓦台に提示した「佐々江案」というものがあった。
  1. 日本の首相が公式謝罪をし
  2. 慰安婦被害者に人道主義名目の賠償をし
  3. 駐韓日本大使が慰安婦被害者を訪問して首相の謝罪文を読み、賠償金を渡す

というのが佐々江案だったとされるが、これが民主党政権での限界だった。そして、謝罪と賠償という大きな譲歩をしてさえも、青瓦台と合意することができなかったのだ。見通しが甘いなどという批判があるなら、まず野田佳彦に向けて発言すべきだろう。

 普段は南鮮に配慮一辺倒である日本のメディアも、今回の件では表立って政府を批判していない。多くの国民の反感を買うのはもちろんのこと、非は南鮮側にあることが分かっているからだ。南鮮の火病に乗じて安倍批判をするなら、民進党の支持率は更に降下するだろう。ちなみに、直近の時事通信の調査結果では、民進党の支持率はわずか4.4%だ。

総理の誕生
総理の誕生



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