FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年12月19日

イベントは宣伝に利用するが、問題が起きたら「我が社の問題ではない」という、ユーキャンの無責任

← 応援クリック、ありがとうございます。

 流行語大賞というお祭りが狙った以上の話題を集め、選定に関する物議を醸した「日本死ね」の流行語大賞。正式名称は「ユーキャン新語・流行語大賞」で、冠を持つのが株式会社ユーキャンである。この「日本死ね」の選定を巡り、ネットでは炎上騒ぎが相次いだが、メインスポンサーのユーキャンにもかなりの抗議が寄せられ、社屋前では抗議デモまで行われたという。

 そのユーキャンが、16日、この件に関する正式なコメントを発表した。以下が同社のニュースリリースとして掲載された文章である。

2016.12.16

ユーキャン新語・流行語大賞についてのお知らせ

株式会社ユーキャンは、「すべての人に知る、学ぶ喜びを提供することで、社会・文化に役立ちたい」という理念のもと、2003年より新語・流行語大賞に協賛を開始しました。

協賛という立場である弊社は、審査員の選定やワードに関して意見を申し上げる立場ではございません。

一方で、今回のワードに関して、一部報道やネット上でも意見が交わされていることは認識しております。弊社に対しても、様々なご意見を頂いております。

弊社はこれまでお客様とのコミュニケーションを大切にしてきました。その気持ちは今後も変わりません。みなさまからの貴重なご意見、お言葉、お気持ちを受け止めさせて頂き、今後のユーキャンのコミュニケーションにも生かし、精進して参ります。

株式会社 ユーキャン


 「みなさまからの貴重なご意見、お言葉、お気持ち」というのは、苦情処理にあたって返答する際に使う常套句であり、その言葉の中にどの程度の感情が込められているかは謎だ。このリリースでユーキャンが社として語っている核心部分が、「協賛という立場である弊社は、審査員の選定やワードに関して意見を申し上げる立場ではございません」という部分である。つまり、「選考過程およびその結果に関して、会社は全く関知しない」ということであり、「当社に苦情を寄せるのは筋違い」と言っているようにも取れる。

流行語大賞 山尾


 通常、商品やイベントに冠スポンサーとして社名をつけるのは、明らかにそれが宣伝効果になるからである。「ユーキャン新語・流行語大賞」のスポンサーとして、イベント名の頭部分にメインスポンサーとして名前を付けるのは、この「新語・流行語大賞」がユーキャンにとって社名を売るいいネタであること、イメージアップに繋がることが理由にあったはずで、決して道楽でやっているわけではない。

 それだからこそ、会社の宣伝にはこのイベントを最大限に利用するが、問題が発覚し、炎上したら「ウチは関係ありません」というのは、企業の社会的責任の放棄と言わざるを得ない。

 「精進する」なら勝手に精進してもらえばよい。「新語・流行語大賞」は、来年以降も続くのだろうが、来年の選考委員の顔ぶれが刷新されず、相変わらず「実際の流行より、審査員が認める意義を持つ言葉」が選定されるのであれば、冠スポンサーであるユーキャンは来年も炎上する。来年の流行語大賞より、選考委員の顔ぶれが変わるかどうかのほうが注目される。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2016/12/19 07:08 ] 社会問題 | TB(0) | CM(8)
カレンダー
11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ