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実は私、以前務めていた会社でDeNA社との業務提携を担当していて、当時は初台にあったこの会社へ何度も通っていた。現社長の守安氏は当時のモバイル事業担当として紹介され、例の謝罪会見で向かって右側に座っていた南場さんが社長だった。そのDeNAが後にプロ野球の球団を買うことなど想像だにしていなかったが、全く知らない人たちではないこともあり、例の謝罪会見は残念な気持ちで見ていた。もちろん、起こってしまったことについて擁護するつもりはない。同社には真摯に反省してもらいたい。

守安社長と南場会長の謝罪会見
最近、キュレーションメディアということばがよく使われるようになった。キュレーションメディアは、「特定の切り口でインターネット上にある情報を選定し、公開するメディア」という意味である。ネット上にある膨大な情報をいちいち収集するのは時間と労力を要するので、キュレーターといわれる人が情報をまとめ、それをユーザーが参照するという、ある意味での分担である。DeNAの不祥事は、このキュレーターサイトで起きた。その不祥事について、朝日新聞社会部の公式アカウントで下記のようなツイートが発信され、話題となっている。
この朝日新聞社会部のツイートは、守旧メディアの対極にあるネットメディアに掲載される情報には信頼性がないという、対抗心の表れとも取れる。職業ジャーナリストとして、ネットメディアを否定することにより、守旧ジャーナリズムの信頼性を反証しようという試みだろう。しかし、朝日にそんなことが言えるのか。
当然ながら、この朝日新聞社会部の反応が、ネットユーザーを中心に反発を買っている。朝日新聞が「相手に十分取材をして、記事を書く」という、彼らが言う「当たり前のプロセス」をすべての朝日掲載記事で踏んでいるなら、
サンゴ事件は起きなかった。慰安婦報道にしても、済州島の人たちが慰安婦のことなど聞いたことがないというにもかかわらず、慰安婦の強制連行を「実際に起きたこと」「日本の戦争犯罪」として世界に配信した。相手に十分取材をしたところで、朝日の場合、イデオロギーが事実に優先するのである。それが、朝日新聞のシステムなのだ。

朝日の記者が十分に取材して記事を書いたなら、朝日の慰安婦報道が成立したはずはない。十分に自社の報道を検証したなら、記事の撤回に32年もの歳月を要したはずがない。一連の慰安婦報道における捏造や歪曲を放置したのが朝日新聞の記事に対する「愛着」や「思い」なら、そんなものは迷惑以外の何物でもない。
今回の、キュレーションサイト「WELQ」事案に関するDeNAの責任は重大である。しかし、そのネットメディアを見下す朝日新聞の、今までの捏造、歪曲等を歴史を考えれば、朝日新聞にDeNAを批判する資格があるのか、と問いたくなる。
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