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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年12月04日

産経新聞に「韓国に謝れ」 ~ 謝っておけば丸く収まるという貧困な発想

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 朴槿恵が条件付き辞任を表明し、南朝鮮の政治は、落としどころのない混迷のなかにある。朴の辞任を求めるヒステリックな声は、「条件付き辞任」という一応の結果を得たが、その声の持ち主たちは「朴の辞任後」について、なんらかのシナリオを持っているわけではないだろう。とにかく叩ける者が居れば、その人物を徹底的に叩くというのが彼らの習性だ。

 そんな習性の犠牲になったのが、元産経新聞ソウル支局長の加藤達也氏である。加藤氏が、セウォル号沈没事故の当日に朴が第一報を受けた後、7時間にわたって所在不明の状態になっていたとされる時間帯(いわゆる「空白の7時間」)について、地元メディアの紹介記事を産経のウエブサイトに配信したことで、南鮮当局に名誉棄損のかどで起訴され、加藤氏は長きに渡って自宅軟禁の状態に置かれた。元の記事を書いた朝鮮日報等はお咎めなし。青瓦台は、加藤氏を罪人に仕立て上げ、朴への批判を逸らそうとしたのだ。

 この事件は、加藤氏無罪で落着したが、加藤氏が南鮮当局に訴えられ、無罪判決を勝ち取る間に、日本国内の多くの政治家や元外交官、評論家のような者たちが、南鮮側への謝罪を「提案」してきたという。

「韓国に謝れ」産経に圧力をかけていた日本の政治家
内なる敵がいた産経ソウル支局長起訴事件 - 古森 義久 (JBPress)

 加藤氏はこの事件の体験を『なぜ私は韓国に勝てたのか』(産経新聞出版)というタイトルの本にまとめて2016年1月に出版し、PHP研究所の「山本七平賞」を受賞した。授賞パーティーで挨拶した熊坂社長は、加藤記者の受賞を祝ったうえで、次のような出来事を語ったのである。「この事件の過程で驚いたのは、意外なほど多数の日本側の政治家、元外交官、評論家というような人たちが、産経新聞に対して『韓国側に謝罪の意を表明すべきだ』と持ちかけてきたことだった。

 社長の私がソウルへ行って一言でも謝れば、韓国側は加藤記者の起訴を取り下げ、日本への帰国も許すだろうというのだ。ソウルへ行けないのならば、東京の韓国大使館を訪れて『遺憾』という言葉を述べるだけでもよい。その謝罪を内密にしてもよい。そんなことを伝えてくる日本の政治家たちがあとを絶たなかった。有力な政治家たちも含まれていた」

加藤達也前産経新聞ソウル支局長


 こんな“示談”の持ちかけは、韓国当局に弾圧を受けていた産経新聞にとっては背後からの圧力に他ならない。敵は日本の中にもいたということだ。韓国側から密かに頼まれて、動いた人もいたことだろう。(抜粋)


 青瓦台による加藤氏および産経新聞への不当な起訴は、言論の自由を保障する民主主義国家としての南朝鮮にとって、自殺行為であった。しかし、その言論の自由を保障し、推し進めるべき日本の政治家や評論家たちが、安易な謝罪によって政治決着をはかるというのも、自己否定にほかならない。

 「謝罪しておけば丸く収まる」という発想は、今に始まったことではない。いわゆる慰安婦問題が最たる例だが、徴用工の問題にせよ、事実の追及や尊重の前に、示談による妥協を模索する悪しき習性が、我が国の外交の根底にあるのである。事なかれ主義とは、紛争を回避し、平穏無事であることをなにより優先する態度で、そのためトラブルは隠蔽に努めることを言う。その事なかれ主義が正義に優先する状態が是認されるなら、いずれ国のために戦おうとする者はいなくなるのではないか。

 残念ながら、産経新聞に謝罪を求めた日本の政治家や元官僚の名前が公表されることはないだろう。以下、産経の阿比留瑠比氏のFacebookに書かれた情報から想像すれば、なんとなく顔が浮かぶような気もするが…。

 それがどんな人たちか想像つくでしょう。そう、「リベラル」的な人たちです。発想と思考のあり方がそもそも間違っている…。

 ※追記。私が聞いた話は、圧力というより、政治家本人としてはアドバイスのつもりだっただろうというものです。私は、ある政治家から「◎×さん(自民党)が『産経の大幹部に「韓国に謝っておけば済む」と言ったら叱られたよ』とこぼしていた」というエピソードを聞きました。


なぜ私は韓国に勝てたか 朴槿惠政権との500日戦争【山本七平賞受賞】
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