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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年11月12日

物事を平面的にしか見ることができない、蓮舫の薄っぺらさ

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 TPP承認案と関連法案が衆院本会議で採決された。民進党代表の蓮舫は、「強行的に採決された。非常に憤りを覚えている」というが、与党に加えて日本維新が賛成に回ったため、「強行採決」とは言えなかったようだ。そして、TPP破棄を唱えるトランプが次期米国大統領に選出されたことを引き合いに、こう語った。

昨日のトランプ新大統領選出の結果を受けて誰もが思うことは、TPP自体は米国が批准しなければ発効しない仕組みになっている。なぜわが国だけがこの批准を急ぐのか。それに対する明快な説明がないまま、行き急いでいる姿勢は、なかなか理解ができない。


 物事を平面的にしか捉えられない人物の見本といったコメントである。確かに、トランプの選出によってTPPは風前の灯である。おそらく、この協定は流れるだろうと、私も思う。本会議の採決は、多少強引な手法で委員会を通した手前、ここで引けないという政府与党の立場も反映しているのだろう。ただ、それは一面的な見方だ。

蓮舫


 では何故、政府与党はその状況を知りつつ、TPP批准を進めるのか。それはこれがバイ(二国間)の協定ではなく、他の参加国が存在するからだ。国家間貿易のルール決定を進んで主導するという、TPP参加国に対する日本の立場表明なのだ。他の参加国は、日米の議会動向の様子見を決め込んでいるそうだ。彼らは、日本の動向を注目しているのだ。そのような状況で、日本が貿易ルールの決定に率先してコミットし、それを主導する姿勢を示せば、国際的な信頼は深まる。TPPが流れたとしても、その次に来る貿易協定を主導する信頼を得られるのだ。

 大局的に物事を見ることができず、自民党のやることに何でも文句をつけたがる民進党には、このような考え方ができないのだろう。そもそもTPPをぶち上げたのは、旧民主党の菅政権である。

 蓮舫はこうも語った。

国会は税金で運営されている。税金で運営されているのであれば、国益にかなう、国民が求める、最優先事項を審議すべきだ。それは今、TPPではなく、長時間労働の是正ではないかと思っている。


 民進党から「税金を正しく使え、国益にかなう事項を議論せよ」という意見が出て来るとは驚きである。およそ国益とは対極にある立ち位置にいるのが民進党ではないか。国会審議をボイコットし、政局だけに明け暮れ、提案型を標榜しながら行うのは与党案に反対するだけ。民進党が国会をサボったせいで無駄に消費された税金のことは、全く自覚していないようだ。

 米大統領選でTPP反対を公言するドナルド・トランプ氏が勝利したことに触れ、「米国はどのような方向を見いだすのか。その流れを見いだしてからでも、われわれの国会審議は遅くはないのではないか」と述べた。


 TPPの衆院採決が10日午後に決まったことを受け、当日午前の代議士会での蓮舫の弁である。この人物はやはり、二番でよいのだろう。米国の顔色を伺いながら国の方向を決めるという主体性のなさ。こういう人物らが安保法制等で「対米追随」を批判するのだから、支離滅裂も極まれりだ。

 昨日の産経の社説によれば、蓮舫は衆院採決に先立ち、「新大統領に失礼に当たるのではないかと懸念している」と語っていそうである。対米追随、被占領意識という、戦後体制を丸ごと受け入れ、米国の属国であることを是とする思想ではないか。

 こういう人物に国の舵取りは不可能である。蓮舫は「新大統領に失礼」というなら、彼女が台湾に対して働いた無礼を恥じ入るべきではないのか。


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