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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年11月05日

TPP法案可決と、民進党お家芸の愚劣なプラカード作戦

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 昨日、衆院特別委員会で、TPP承認案と関連法案が採決、可決された。委員室では民進党議員らが「ありえない!ありえない!」などと叫びながら、採決を阻止しようと委員長席に殺到し、大勢の議員がカメラマン席に向かって「強行採決 反対!」などと書かれたおそろいのボードを掲げた。いつか見た光景 …… そう、安保法制の採決の際にも同じ光景があり、その時は「アベ政治を許さない」という、サヨクやSEALDsに媚びたようなボードも見られた。日本維新の馬場幹事長が「『吉本新喜劇』『8時だョ! 全員集合』のような光景」と表現したドタバタ劇であったが、まぁ「お約束」という意味では新喜劇さながらである。

衆院TPP特別委員会での採決


 強行採決を阻止しようと体を張る“正義の味方”でも演じたいのだろうが、民進党らがやっていることは、審議の引き延ばしと農相の首を取ろうという、政局一辺倒な対応なのだ。確か民進党の新代表が就任時に政策論争を標榜していたと記憶しているが、そんなことは彼等民進党にできるはずがない。「強行採決反対!」と「採決阻止」がテレビに映り、新聞に掲載されることのみを狙ったパフォーマンスである。こんな茶番劇に騙される有権者は少ないと思われるが、それでも票を取れると考えているから、彼らはおめでたい。

 しかし、そのプラカードを民進党議員らの意を汲んで撮影し、それを紙面や画面に載せて「自民党が強行採決した」と印象付ける報道をするメディアも多い。平和安全法制の採決時でも見られた、左翼政党と左派メディアの、暗黙ではあるが、阿吽の呼吸の共闘だ。案の定、朝日は今朝の社説で、「巨大与党は「数の力」で野党が求める閣僚辞任をはねつけた」「与党は結局、山本農水相を守ったうえで採決を強行した」と、お囃子を連発している。

 この採決に先立ち、民進、共産両党は農相の辞任を要求し、委員会を一時退席し、ボイコットした。質疑予定時刻になっても議員が登壇しないため、委員会は1時間強にわたって誰も発言しない「空回し」が続いたそうだ。そして、審議をボイコットしておきながら、採決になったら出てきて、プラカードを掲げての採決阻止行動。これを強行採決と呼ぶなら、彼らの「強行」の定義を聞いてみたいものである。

TPP採決


 民進党の蓮舫は、「強行採決以外の何ものでもない」と政府与党を批判したが、その民進党が3年3が月の民主党政権下で行った強行採決は、衆参両委員会で法案や条約承認で少なくとも24回もあり、本会議を含めれば、その数はさらに増えるという。昨年7月、産経新聞が独自に調べた結果だが、民主党政権の3年3か月で24回、その時点で2年8か月を経過していた安倍政権では11回。半減である。よくも強行採決とやらを批判できたものだ。

 TPP特別委員会の審議で民進党らが目を付けたのが、山本農水相の失言問題だ。確かに山本大臣もわきが甘いが、一方野党らの言動を見る限り、彼らが山本氏の首を欲しいのか、TPPを阻止したいのかが、全く見えてこない。民主党政権もTPPを推進していたことを考えると、やはり山本農水相辞任という政局でしか、彼らは戦えないのだろう。

 健全な野党の存在は必要だが、民進党を見ていると、税金の無駄使いを改めて痛感する。


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