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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
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「魂は売らないから共産党と連携させてくれ」 ~ 再び民共合作に舵を切る民進党

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「わたしは、自衛官のせがれであります。共産党に対する意識は、どなたよりも、どなたよりも強烈な思いを持っている。筋金入りです。魂は売らないんです」


 これは、千葉・船橋市での会合で、共産党との連携について理解を求めた、民進党幹事長の野田の弁である。ことばのリズムは、マニフェストについて、「書いてないことはやらないんです」と語った時のものと同じだ。共産党に魂は売らないから、選挙協力だけは認めてほしいという筋が通らないことばは、自衛隊のせがれどころか、短くとも一国の首相を務めた政治家としてあまりに無責任である。

 来る衆院選で、候補者を擁立したくとも、その候補者のタマが集まらないという民進党。いくら志があろうとも、沈みゆく泥船に乗ろうとする者がいないのは、自明の理である。NHKの11月度の世論調査によれば、民進党の政党支持率はわずか9.3%。2009年の政権交代直後に42.0%をたたき出した支持率は、33%も下落した。2012年12月、衆院選で大敗した当時でも16.1%あったのに、その数字にすら及ばない。原因は明らかに民進党自身にあるにもかかわらず、その現実を見ようとせず、相変わらず政権批判のみに生きようとする姿が、支持層を逃がしているのだろう。

蓮舫


 代表の蓮舫は、自民公明が国会会期の延長について協議に入ったことを受け、「自分たちの会期の設定があまりにも誤りだったんではないか、自分たちの誤りを強行採決で時間を稼ごう、時間を早めに終わらせてしまおうという姿勢には到底、納得はできないと」 と語った。彼らは、審議拒否を含む国会運営の妨害工作を次から次へと繰り出しておきながら、審議時間が足りないと訴える者たちだ。故意に事故を仕掛け、その事故の責任を車の運転手に被せる「当たり屋」稼業と同じなのだ。

 昨日の参院本会議では、民進党の石上とかいう労組丸抱え議員が、「憲政史上類を見ない、歴史的大敗北」とレッテルを張り、気の利いたシャレとでも勘違いしたのか、「『地球儀を俯瞰(ふかん)する外交』どころか、あまりに期待はずれ。その落差の大きさに『俯瞰』ではなく『ポカン』とさせられた外交だ」と安倍外交を声高に批判した。安倍総理は、TPPの承認案と関連法案の今国会での成立に反対している民進党に対し「なんの意思も表明できないその姿にこそ、私たちは『ポカン』としてしまう」と切り替し、石上某はあえなく撃沈したようである。

 「レッテルを貼って我々の支持率を下げようとしても民進党の支持率は上がりませんよ」、「なんの意思も表明できないその姿にこそ、私たちは『ポカン』としてしまう」という強気のことばは、安倍総理の自信の表れでもあるだろう。しかし、民進党に少しでも挽回の脅威を感じていれば、総理はこのようなことばは口にしない。つまり、民進党は完全に舐められているのだ。

 民進党は、選挙の責任者である幹事長が、民共合作に舵を切った。「命がけでやる」と言ったマニフェストの約束事にはことごとく失敗し、「書いてないことはやらない」と断言していた消費増税を、自公を抱き込んで実行した過去を考えれば、幹事長の野田の「魂は売らない」ということばの信憑性は、語るまでもない。田舎のプロレス団体が、チケットが売れず、共産党に動員を頼む景色を想像すればよい。


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