FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年10月30日

人権を叫びながら、警察官の人権は無視 ~ 沖縄紙の扇動・工作

← 応援クリック、ありがとうございます。

 昭和の評論家・劇作家である福田恒存がかつて、新聞を評してこう書いている。

新聞

 新聞はあくまで事実の報道とふう形で、国民を一定の方向に追ひやることができますが、さらにその限度を超えて、最初から「輿論はかうだ、かうだ」と国民の頭上におつかぶせていくとなると問題です。ことに一般の国民は難解拙劣な政治記事を読まずに、見出しや煽情的な社会面を読みがちですから、さういふ工作は易々たるものです。

新聞は神か

 新聞は公正などといふ看板をかかげてはいけない。公正でありうることも、公正であるとも思つてはいけない。政府も民衆も、国家も個人も、つねに公正ではありえず、私情に左右されるものであるのとまつたく同様に、それを批判する新聞もまた私情から自由ではありえないのである。

日本への遺言―福田恒存語録」より)


 福田の時代と現在を比較すると、新聞の情報提供力による読者や国民の誘導力や扇動力、支配力は、確実に低下しているはずだ。しかし、そのような現状はあるものの、まだ一定の、しかもかなり巨大な力を持っているのもまた、テレビや新聞というマスメディアである。

 福田恒存が言及した「新聞による工作」は、沖縄メディアに顕著だ。以下の沖縄タイムスの社説が、その恰好のサンプルである。

社説[「土人」発言で抗議決議]喧嘩両成敗ではすまぬ (沖縄タイムス)

 売り言葉に買い言葉のようなものなのだから一方だけを批判するのはおかしい-と言いたいのだろうが、今回のケースは私人と私人、集団対集団の喧嘩(けんか)騒ぎではない。

 1人の機動隊員は「どこつかんどんじゃ、ぼけ。土人が」と発言した。もう1人の隊員は「黙れ、こら、シナ人」などと語った。

 法務省人権擁護局が中心になって、インターネットを悪用した人権侵害や街頭でのヘイトスピーチ(憎悪表現)をなくすキャンペーンに取り組んでいるその足元で、人権擁護の番人であるべき警察官が、公務中に、「土人」「シナ人」という差別用語を使って、市民をののしった。

 それがことの本質だ。弁解の余地はない。決して喧嘩両成敗(せいばい)で処理できるような軽いものではない。問われているのは人権感覚であり、足元における人権教育である。(以上、抜粋)


 問われているのが人権感覚であったり人権教育というなら、沖縄県警および現地に派遣された警察官らに対して基地反対活動家が言った「お前の顔と家族の顔をネットで世界にアップしてやる」、「お前の家はわかっているぞ、横断幕を設置してやる」、「お前らは犬だから言葉はわからないだろう」、「大阪の人間は金に汚いよね」、「火炎瓶や鉄パイプで闘う方法もある」、「街を歩くときは後ろに気をつけろ」などという言葉は人権侵害そのものではないのか。

ヘリパッド反対派活動家による人権侵害


 沖縄タイムスは現地メディアであるから、こういう基地反対活動家らの言動、振る舞いは十分に承知のはずである。だが、それらが自社の掲げる社論やイデオロギーに合致しているから書かない。確かに警察官は公務員であるが、公務員に対する反対派の言論が不問に付されるのはおかしい。警察官らにも守られるべき人権はあるのだ。やり玉に挙げられた機動隊員は処分されたが、彼らの人権を侵害した反対派は、今日もせっせと現地で活動しているのだろう。喧嘩両成敗にすらなっていない。

 沖縄タイムスや琉球新報が、「我が新聞は公正である」と言っているかどうかは知らない。少なくとも、彼らが書いているのは、福田流に言えば、「事実の報道という限度を超えて、(世論に代えて)結論はこうだ」と読者を扇動する工作である。公正など微塵もないプロパガンダ宣伝紙であることを、沖縄県民にはよく知ってもらいたい。

日本への遺言―福田恒存語録 (文春文庫)
日本への遺言―福田恒存語録



最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2016/10/30 09:10 ] メディア | TB(0) | CM(13)
カレンダー
09 | 2016/10 | 11
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ