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「生活の党と山本太郎となかまたち」という、国民をバカにしたような政党名で活動してきた小沢の党が、党名を「自由党」に変更するそうである。小沢一郎は会見で、「抜本的に体制を新たにしようという結論に達した」と述べたそうだが、体制といったところで、所属の国会議員は衆参合わせてたったの5名。実質的には、看板の掛け替えに過ぎない。
この、看板の掛け替えがなんら効果を発揮しないのは、民進党で証明済みだ。党名を変え、代表を変えて有権者の目くらましを画策した民進党だが、党勢を回復させるには至っていない。代表の蓮舫は、11日告示の衆院2補選について、「私どもの支持率や政権の支持率を見ると、「アリがゾウに向かう」という構図は変わっていないと、戦う前から敗北宣言をしているようだが、自分たちがなぜ「アリ」のままの状態なのかを理解していない。最大の要因のひとつが、二重国籍問題がありながら蓮舫を代表に選出したという、彼らの国家と国民に対する無責任さなのだ。

ところが、「臭いものには蓋」が彼らの対応策なのか、蓮舫の二重国籍に関するコメントを含んだ会見動画を公開していたという人物に対し、民進党が法的措置までちらつかせながら該当動画の削除要求をするという顛末が公表された。蓮舫が自身の二重国籍問題に関し、戸籍謄本を公開しないのかと問われ、「あのー、極めて私の、個人的な戸籍の件に関しては、皆様方の前でお話しようとは思っていません」と答えたもので、民進党広報局から「ネタ元は民進党が公開したもので、著作権侵害だ」「今後は法的手段を講じる可能性もあるぞ」というDMだったそうである。
支持率の低迷にあえぐ野党であれ、権力を持った者が法的措置をチラつかせるという醜態は、クイズ王こと小西洋之の前例でおなじみだが、他人に法令遵守を要求するのであれば、まずは自分らが身を以て範を示すべきだろう。蓮舫の二重国籍は、国籍法、旅券法、公選法などに抵触する違法行為である。その違法行為に対して満足のいく説明もせず、自らの責任を回避している連中が、他方には法令遵守を迫るという構図は、果たして国民の代表たる国会議員の取るべき態度か。
自分らにとって都合の悪い「臭いもの」に「蓋」をしたがる民進党。しかし、「臭い物には蝿がたかる」という現実も見るべきだろう。
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