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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年08月10日

天皇陛下の「おことば」を政治利用する田原総一朗

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 8日の午後3時、今上陛下が「おことば」を発せらて以来、様々な人物がこの「おことば」に関する解釈、忖度を披露している。Blogosで評判の左巻き弁護士は、このおことばに「『ありがたや』などと思う必要性はない」と説き、「天皇は憲法上はあくまで象徴に過ぎず、主権在民よりも下位に位置付けられます」と持論を展開している。陛下のおことばをほとんどのメディアが報道し、大多数がありがたく拝聴する現状を指し、これでは国民統合の象徴ではなく「国民支配の象徴」だと嘆いている。

 色んな解釈があるものだと、半ば感心すらしてしまいそうになるが、こういう解釈は自身の固定観念とイデオロギーに沿った解釈でしかないから、多くの共感は得られまい。極めつけは田原総一朗だ。田原は8日午後のテレビ東京の報道番組に登場し、持論を語っているのだが、その中身が醜悪過ぎて聞くに堪えない。

天皇は、象徴天皇として必死にやってきた思いの、ね、一番中心はあの戦争、ああいう戦争はやっちゃいけないと。あの戦争で亡くなった犠牲者のために、ね、その慰霊、必死になって慰霊をしたい。そして、ことあるごとに憲法を守る。やっぱりそのためには憲法を守んなきゃいけない。ところが、今の自民党は、憲法改正と言っている。ここはね、実は、非常に…さっき高森さんは対立しないって言うけど、僕は明らかに対立してるんだと思う。そこをね、やっぱり天皇は・・・なんて言わないんだけれども、必死に、今日のことばの中にもね、やっぱり今の体制、今の護憲、戦争をやんない、これを守っていきたいと、必死の思いがあると思います。(中略)

田原総一郎


僕は、天皇にできればね、無理だと思うけど、やっぱり韓国は行っていただきたい。(以上、管理人による書き起こし)


 天皇陛下のお気持ちを都合よく忖度し、自身のイデオロギーに沿うような解釈を垂れ流すという意味において、この田原の言説は醜悪極まりない。確かに今上陛下は憲法のもとでご自身のご行為を実践するということを、何度か言われてきた。だがそれは、陛下が憲法会見に反対というご意思を示されたこととイコールではないはずだ。不敬ながら私は、陛下が、ご自身が現憲法で規定された「象徴天皇」というお立場、もしくは枠組みの中で、国民のために何ができるかをお考えになってこられたのであって、護憲とか改憲だとかの考えを示されたのではない、と考える。田原の解釈はあまりに恣意的すぎるのだ。

 「あの戦争はやっちゃいけない」というのは、陛下のみならず、今の日本の総意ともいえるだろう。田原は、戦争を好む者が居て、その者たちが陛下のご意思に背いている、というような言いっぷりだが、そんな対立構造はハナからないのである。

 田原は、陛下のおことばを恣意的に解釈し、護憲というイデオロギーのために「おことば」を政治利用している。ジャーナリストとして、してはならないことではないのか。


報道特番 天皇陛下「お気持ち」表明 田原総一朗


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