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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年08月05日

蓮舫の二枚舌が巧みなのか、細野豪志が愚かなのか。

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 こともあろうに、都知事選の運動最終日に自分たちが推した候補を見捨て、「次の代表選には出ない」と発言した岡田克也。鳥越の惨敗を見越し、自分に火の粉が降りかからないようにする策略なのだろう。岡田は昨日の会見で、民共合作について「安倍晋三首相ご自身の口でかなり口汚くののしられたが、国民にはあまり届いていなかっただろうと思う」と恨み節を述べたそうだが、悪いことがあったらすべて人のせいでは、求心力より遠心力が働こうというものだ。

 その岡田が辞める代表ポストをめぐり、民進党では代表選に向けた党内政局が動き出した。長島昭久が意欲を見せ、長妻や前原誠司なども出馬が噂されているが、最も活発に動いているのが蓮舫だ。蓮舫は昨日、岡田、枝野と会談し、出馬に関して岡田が「その決断は支持する」と答えたという。これを以て産経(Web版)は、「蓮舫代表代行、岡田克也代表から支持獲得」と記事を掲載しているが、岡田が支持したのは出馬についてであって、代表に蓮舫を推すという意味ではないだろう。

蓮舫


 そのほか、蓮舫は細野豪志とも会談した。以下はテレ朝が伝えるそのニュースである。

蓮舫氏と細野氏が会談 共産党との連携見直しで一致 (テレビ朝日)

 民進党代表選への出馬を検討している蓮舫代表代行は細野元環境大臣と会談し、共産党との連携を見直す考えで一致しました。
 蓮舫氏と細野氏の会談は3日午前、国会内で約30分間、行われました。このなかで、2人は次の総選挙について「どういう態勢で臨むか、おおむね一致した」とした共産党との連携を見直す方向で足並みをそろえたということです。また、憲法改正の方向性についても一致したとしていて、改正案を党内で取りまとめていく方針を確認しました。細野氏は、次の代表に求める政策として憲法改正の具体案や共産党との連携見直しを挙げていて、この条件がそろえば代表選への立候補には必ずしもこだわらない考えを示しています。


 ポイントは、「共産党との連携」「憲法改正案」のふたつである。テレ朝は、蓮舫と細野が「共産党との連携を見直す考えで一致」と書いているが、同じ系列の朝日新聞は全く違うことを書いている。

蓮舫氏、民進代表選へ 最有力、あす出馬表明 (朝日新聞)

 一方で岡田代表は、新代表に参院選での野党共闘を続けるよう求めている。岡田氏は退任表明前、蓮舫氏の「後見人」の野田佳彦前首相と会談しており、蓮舫氏も共産党との選挙協力は維持する方針だ。このため、執行部の多くは蓮舫氏を支持するとみられる。


 一体どっちなんだかさっぱりわからないが、現実問題として、民進党が共産党の組織票をあてにしないで選挙を戦うのは、かなり厳しい。なんだか玉虫色の見解で代表選に突入するような気もするが、まぁ、岡田よりも政党支持率を上げる効果はあるだろう。蓮舫云々以前に、岡田がダメ過ぎるのである。

 もうひとつは憲法だが、蓮舫が憲法改正を志向する話など、聞いたことがない。ところが朝日新聞の報道は、蓮舫が部分的にでも改正案を提案すべきと言ったことになっている。

細野氏が改憲について「民進党も具体的提案をすべきだ」としているのに対し、蓮舫氏も周辺に「丸ごとではないが示した方がいい」と理解も示す。


 しかし、これでは辻褄があわない。昨年夏、蓮舫は国会前に集結したサヨク団体の前で、護憲への思いを強く訴えているのだ。

「皆さんと平和守る思い、憲法守る思いを共有する」国会包囲行動で蓮舫代表代行

「70年前の今日のポツダム宣言の勧告を聞かなかった政権は、8月6日の広島、9日の長崎、そして15日。どれだけ多くの国民の命を失い、先輩たちが信じられない苦労をして日本を立て直した。戦後世代の私たちは空気のように平和を抱きしめている。この平和を守り続けてきたのがまさに憲法9条だ」「いよいよ明日から参院での審議が始まる。われわれは過半数にはいかないが、皆さんの声や後押しがあれば、声を力に、極端な話、今の内閣支持率をひと桁にしたら絶対にこの法案は廃案になる。あらためて徹底抗戦を誓い、皆さんと平和の思い、憲法を守る思いを共有したい」


 どういう聞き方をしても、どんな解釈をしても、この論は護憲以外の何物でもない。安倍内閣が目指す集団的自衛権の行使容認を支持しないよう、米バラク・オバマに求める文書を在日米大使館に提出し、長島昭久に「属国でもあるまいし、嘆かわしい」と批判された経緯も持つ。細野が蓮舫に丸め込まれたなら、蓮舫が二枚舌か、細野のレベルが低すぎるかのどちらかだ。

 蚊帳の外にいる旧維新の江田憲司は、「旧民主の人が主導しているから支持率が上がらない」とぼやき、独自候補の擁立を目指すという。旧維新が明らかな野合で旧民主党に吸収されたことも、軸のない民主党・民進党を象徴する事柄であり、そういう意味でも、支持率を下げる一役を担っているのは旧維新だという自覚は持っておくべきだろう。


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