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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年08月02日

鳥越の惨敗に「健闘」と「意義」を表明する野合政党ら

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 都知事選で大敗した鳥越俊太郎。投票締め切りの20時と同時に出た「小池当確」の報を受け、事務所で支持者を前にマイクを持った鳥越は、こう語った。

 期待を寄せていただいた多くの都民のみなさん、そして一緒に戦っていただいた、こちらにいらっしゃるスタッフの皆さん、ボランティアの皆さんには本当に心から私は申し訳ないという気持ちを、率直に述べさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました!


 「お詫びをします」の後に続く言葉が「ありがとう!」では支離滅裂も度を越えている。「そこはす『みませんでした』だろ!」とテレビの前でツッコんだ視聴者は、私だけではなかったはずだ。言葉を駆使するはずのジャーナリストが、この程度の国語能力しか持ち合わせない現実。時事通信社特別解説員の田崎史郎氏が、TVで鳥越をして、「話すたびに票が減っていく」と解説したそうだが、まさに現実を言い当てたものだろう。

大敗した鳥越俊太郎


 都知事選の総括として、野合の政党らがコメントを発表している。「東京都知事選 鳥越氏が大健闘 野党と市民の共闘発展」と題した赤旗の記事では、小池晃が「今回の選挙戦を通じて、首都東京で野党と市民の共闘が発展したことは極めて重要な意義があります」とコメントし、小沢一郎も同じく、「参議院選挙で構築された4党共闘の枠組みで闘えたことは大きな意義があったのではないだろうか」と談話を発表している。民進党は、都知事選より岡田代表のいわゆる「敵前逃亡」の件で忙しいらしく、都知事選の総括に関する党のコメントは公式サイトに掲載されていない。1日の代議士会で「野党が協力して戦っていく姿もしっかり見えたと思っている」と語ったそうだが、これは仲間うちでの話だ。

 赤旗の「鳥越氏が大健闘」には失笑を禁じ得ない。鳥越の得票数は1,346,103票で、率にして20.56%である。21人の立候補者の中では小池、増田、鳥越が3強と言われていたが、鳥越の得票数は小池氏の半分にも満たず、知名度不足に苦しんだ増田にも、得票率で7%近い差をつけられた。誰が見ても大惨敗なのである。「大健闘」とは、負けが続く前線の状況を隠し、代わりに躍進を報じた戦時中の大本営と同じではないか。

 既に他のメディアで指摘されていることだが、2年前の都知事選で宇都宮健児、細川護熙が獲得した得票率は、合計で40%近い。今回の鳥越の得票率である20.56%は、民共合作していれば小池氏に肉薄できるというスタートラインから票を半減させるという、文字通りの惨敗なのだ。それを「大健闘」とは、「さすが赤旗」と皮肉るしか評価のしようがない。


 民進党東京都連会長の松原仁は、「岡田氏が都連で内定した候補を覆す形で(鳥越氏を)連れてきた。連れてきた責任を全うすることが必要だ」として岡田氏を公然と批判し、同時に、「古賀(茂明)さんなら結果は変わっていた可能性もあると思っている」と語っているという。本気でそう思っているなら、その感覚を疑わざるを得ない。古賀は単なる反安部の急先鋒であることに関して鳥越と変わらず、かつ暗く、華がない。今回出馬しても、小池ゆりこの敵ではなかっただろう。

 今夏の参院選と都知事選で、民進党は明らかに分岐点に立っている。このまま民共合作の麻薬から抜け出せず、共産党のお先棒を担ぎ続けるか。もしくは、執行部を一新し、党に「反自民」以外の旗を立てて出直しを図るかだ。岡田の敵前逃亡により、代表のポストが争われることになるが、おそらく誰を選んでも五十歩百歩だろう。「反自民」という水と酸素を奪えば、彼らはイデオロギーでの統一を失うことになる。

 民進党は責任問題を回避せず、都知事選の総括を行い、国民の前で発表すべきだ。それをスルーで代表選を実施しようものなら、有権者の離反はさらに加速する。


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