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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年08月01日

小池圧勝、増田・鳥越惨敗 ~ 自民党都連と民進党の責任は限りなく重い

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 増田寛也都知事候補の応援演説に立つかどうかが取り沙汰されていた安倍総理だが、選挙戦の最終日である7月30日になっても、応援演説で街頭に立つことはなかった。増田氏陣営から打診はしていたものの、最終的に調整がつかなかったというのが、メディアで伝えられるところだ。では30日、安倍総理は何をしていたか。一日の大半を自宅で過ごし、夕方から都内のホテルで、おおさか維新の橋下徹前代表、松井一郎、馬場幹事長と会っていたという。

首相動静―7月30日 (朝日新聞)

 【午前】東京・富ケ谷の自宅で過ごす。

 【午後】5時57分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急。日本料理店「水簾」でおおさか維新の会の橋下徹前代表、松井一郎代表、馬場伸幸幹事長と食事。菅義偉官房長官同席。9時22分、自宅。


 調整がつかないというのは方便だろう。内閣改造を控えた総理大臣であるから、自宅であれこれ調整をしていたということは考えられる。しかし、本当に増田の当選を願うなら、出張ることは可能である。要するに、安倍総理は増田寛也を見限ったのだ。

 結果としては、小池ゆりこ候補の、文字通りの圧勝である。得票数、得票率両面から、文句なしの勝利だ。私は、1980年代に起きたフィリピンのエドゥサ革命の先頭に立ち、フェルナンド・マルコスから政権を奪ったコラソン・アキノのことをよく覚えている。アキノは、自身のシンボルカラーである黄色を自由と連帯の象徴と市、そのカラーを前面に出して革命を指揮していた。小池ゆりこ氏の戦いはグリーンをシンボルカラーとしていたが、連帯を象徴として、非常に上手い戦い方だったと思う。

小池ゆりこ都知事誕生


 一方、増田寛也は負けるべくして負けたのだろう。閣僚経験者でありながら知名度は低いし、都政を担うに値する凄味もない。そもそも世界に冠たる大都市東京の顔としては、いかんせん華がない。都連の北朝鮮まがいの脅迫文書も、石原前都知事の「年増の厚化粧」発言も、結果としては増田の足を引っ張った。

 鳥越俊太郎に関しては、結果的には勝負の埒外だった。鳥越は、週刊誌には叩かれたが、特にTVメディアには優遇されていたはずだ。スキャンダルについての目立った詳報もなく、政策のなさ、言っていることの支離滅裂さを非難するメディアの姿勢も大甘だった。それでも得票数は、小池ゆりこ氏の半数にも満たない。接戦どころか、絵に描いたように見事な「惨敗」である。

 雌雄は決した。小池都政が如何なるものになるかと同時に、完敗したふたつの陣営には責任問題が浮上するだろう。増田を推した石原伸晃は、敗北を知るや、記者対応もせずに姿を消したという。東京都連には、都知事選で保守を分裂させ、かつ結果として、自民党支持者の半数以上を小池氏に取られたという無残な結果に対する責任を負わなければならない。もちろん、都連のドン、内田も含めてだ。

 民進党は、選挙結果が出る前に、代表の岡田が逃亡した。柿沢未途や松原仁がこの「責任回避」という逃亡にキレているようだが、選挙戦の最終日に自らの去就を語るという愚行は、批判されて然るべきである。責任を問われる前に逃亡するという政治姿勢は「姑息」という言葉が似合う。幹事長としての枝野の責任も同様に問われる。共産党との深い連携も俎上に上るはずだ。

 自民党都連も民進党も、自分らの取った路線が世論からかけ離れていることを、今こそ自覚すべきだろう。


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