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拙ブログでは、今回の都知事選に関し、一貫して鳥越俊太郎を批判している。こんな人物が都知事になったら、首都の恥が国家の恥となる。ジャーナリストという冠で選挙戦を戦うつもりだろうが、自称ジャーナリストのわりに言っていることに全く中身がない。彼が都知事になってしまえば、青島幸男以上の能無し都知事の誕生だ。
しかし一方で、自民党都連も腐敗臭を放っている。その最も顕著な例が、都連が所属国会議員や都議らに配布した、「都知事選挙における党紀の保持について」である。

「ご理解とご協力」をお願いしている体裁だが、実の内容は圧力以外の何物でもない。
1、党員は党の決定した公認・推薦候補者を応援し党公認・推薦候補者以外の者を応援してはならないこと。
2、党員は反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない。
3、各級議員(親族含む)が 非推薦候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、罰則規制に基づき除名等の処分の対象となります。
要するに、都連が推薦している増田以外を応援すると除名にするという脅しだ。しかも、所属議員らの親族にまでこの拘束が及ぶとし、従わなければ除名するという。猪瀬直樹氏がTwitterで「
親族を含む、に苦笑。北朝鮮じゃないんだから」と冷笑まじりに呟いているが、まさにこの拘束は北朝鮮張りだ。
この文書を出した都連の筆頭にいる石原伸晃は、ラジオ番組に出演し、「家族まで関係するとか、そういうことはない」「家族が除名になるなんてことは、今まで1人もいないし、そんなこともない」と発言したそうだ。この発言は明らかに、文書と矛盾する。確かにストレートな「除名する」ではなく「除名等の処分の対象となる」という表現ではあるものの、「除名」をチラつかせた脅しには変わらない。

都連幹事長の内田茂と会長の石原伸晃
なぜこのような文書を出したのか。都連なかで誰も止めようとしなかったのか。「小池を応援すれば処分する」という論がまかり通るなら、党の目論見を無視して勝手に出馬した小池氏をまず処分するのが筋だろう。だが、小池氏は処分されていない。この矛盾を紐解けば、つまるところ、この「党紀の保持」文書に党中央は関与していないということを示している。都連が勝手にやったのだろう。黒幕は間違いなく、都連幹事長の内田茂だ。
北朝鮮張りの文書を出して「脅し」「締め付け」を行う自民党都連に、逆風が吹くことは間違いない。重要なのは、この逆風が誰にとっての追い風になるか、だ。自民党都連のやり方への反発が、鳥越に有利に働くか、もしくはその自民党の制止を振り切って出馬した小池氏の追い風となるのか。私は後者であってほしい。
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