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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年06月15日

完全に詰んだ舛添要一 ~ 涙ながらのリオでの思い出づくりに都民、国民を巻き込むな

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 舛添要一東京都知事の命運は、完全に尽きた。一昨日、自身の政治資金流用問題を巡る都議会総務委員会の集中審議で、不信任決議案提出の動きを牽制するかのように「可決され選挙になれば8月のリオデジャネイロ五輪と重なる」と猶予を求め、リオ五輪後に議会の判断を仰ぎたいと申し出た舛添。しかし、既に辞任が規定路線になっている都知事を五輪の晴れ舞台に送り出せば、東京だけでなく、日本国家が恥を晒すことになる。

 当初、舛添は強気だった。公用車を「動く知事室だ」と言ってのけ、「大きな風呂に入りたいから湯河原へ行って何が悪い」と開き直った。かつて首相候補のナンバー1候補と言われた男は、自信満々だった。2014年2月の東京都知事選で、得票率43%で圧勝した舛添。その舛添を推した自民公明両党は、自分を切れないと高をくくっていたのかもしれない。しかし、舛添はこの時点でダメージコントロールを誤った。

舛添


 ことの始まりは、南朝鮮学校の増設問題である。「保育園落ちた日本死ね!」が取り沙汰されていた時期に、保育園不足が現実問題として存在する東京都において、「朴槿恵と約束したから」という理由で、実は定員割れしている南鮮学校の増設を断言した。それから後は、雪崩のように出てくる政治資金疑惑と品格を疑わせるセコセコエピソードの数々。さすがに舛添自身も、ここまでは予測できなかったのだろう。一度離反した世論を、再び味方に付けることは難しい。公用車問題の時点で平謝りしていれば、その後の情勢は変わったかもしれないが、もはや「たられば」も意味がないだろう。

 舛添は、自らを推した自民党が、自分を切れないと思っていたのかもしれない。しかし、自民党は舛添の自発的辞任を求め、叶わぬ場合は不信任案を提出する見込みだ。安倍総理まで応援演説に出張った以上、この判断は都連だけで決められるものではない。官邸もしくは党中央の執行部が「切る」と判断したとみるのが妥当だろう。

 舛添は、涙ながらに9月までの続投を訴えたという。その訴えの中に出てきたのが、都政の混乱と国益の損失だそうである。素直に考えれば、このような人物をリオに送り出すことほど、国益に反するものはない。舛添のリオでの思い出づくりのために、国家が恥を晒すことはないのだ。

 私は、5月14日のエントリーで、「舛添はもう持たないだろう」と書いた。その3日前の11日のエントリーで、「自民党はそろそろ次の都知事選の候補者選びを始めたほうが良い」と書いている。あれから1か月以上たった今、さすがの自民党も後継候補者の選定を進めているはずだ。

 舛添要一は完全に詰んだ。


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