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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年05月20日

民進党に問う ~ 日本は普通の国であってはならないのか?

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 民進党のガソリーヌこと山尾政調会長が、一昨日の党首討論を受け、「自民党の考える平和主義は、『この国独自の平和主義』というよりは、9条を変えて全面的な集団的自衛権を認める他の国と同じ『普通の国』になるというふうに感じた」と述べたそうである。

山尾志桜里


 このコメントを読んで卒倒しそうになった。日本が普通の国であってはいけないのか。普通であってはならないというなら、何の理由で異常な国であり続けなければならないのか。この山尾の発言には伏線があった。憲法記念日に、民進党の岡田代表が発出した党公式の談話で言及された「普通の国」だ。

 そういう中で、今夏の参議院選挙は、まさに日本政治の分岐点となります。
安倍自民党政権が勝利すれば、憲法9条を改正して集団的自衛権を制限なく行使可能とすることは確実で、日本は「普通の国」へと突き進むことになります。
それは、国際的な紛争解決のために我が国が武力行使することはしないという、先の大戦の犠牲と反省に基づく日本国憲法の平和主義の根幹を大きく変質させるものです。(朝日新聞より)


 岡田はこの憲法記念日の発言の前の4月30日にも、遊説で訪れた長崎で、この「普通の国」発言をしている。党代表が複数回発言し、党政調会長が「想いは同じ」とフォローする。従って、これは民進党の党としての見解と受け止めても差し支えないだろう。

岡田克也


 護憲派にとって、この「普通」の反対語は「特別」ということにでもなるのかもしれない。しかし、現憲法に問題意識を持つ層にとっては、「普通」の反対語は「異常」である。そもそも「特別」とは決して肯定的な意味に限るわけでなく、他と明らかに異なる状態のことを言う。岡田が引き合いに出したのは憲法9条だが、憲法9条を抱えて国家運営することは、他国と明らかに異なる状態にあるという意味で「特別」であって、即ち「異常」なのだ。

 世界のほとんどの国家は、自国の憲法を持ち、主権の発動とそれを実力面で担保する軍隊を持ち、自国のみならず国際社会の秩序を守るために存在している。そういう国々のことを普通の国家というのである。民進党が「普通の国家」を否定するなら、それは主権国家としての立脚点を否定するということを意味する。単純に考えれば、主権のない国は他国の言う通りに大人しくしておけということで、その他国とは概ね、支那と朝鮮なのだろう。

 肝心なのは、日本が普通の国に囲まれているわけではないということだ。支那の軍拡や領土・領海に向けた野心、北朝鮮の核開発と恫喝外交は、彼の国々が決して普通ではないということを表している。普通の国なら、勝敗は別として、かろうじて対抗手段を持つことができるが、民進党はそれを否定するのだ。この政党を、国政を担う資格があると思う人がいるなら、その人もまた異常だ。

 日本は普通の国であってはならないという民進党幹部の発言に、また“赤い尻尾”を見る思いがする。


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