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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年03月23日

現在も破防法に基づく監視対象である共産党と、共産と共闘を進める民進党の末路

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 私は間違っても公明党は支持しないけれども、公明党もたまにはいい事言うなと思ったのが3月22日付の「当面“護憲”、将来“改憲”の共産党」という公明新聞の記事だ。もちろん、公明新聞は購読していないし、購読する気もないので、Web上の記事である。

当面“護憲”、将来“改憲”の共産党 (公明新聞)

共産党は、自らを“護憲”政党と言い張る理由として「現綱領では『象徴天皇制を含む憲法の全条項を守ること』を明記している」(3月4日付「赤旗」)と言いますが、こんなまやかしにだまされてはいけません。共産党は「社会主義・共産主義の社会」をめざすことは変えておらず、“護憲”といっても、あくまで当面の話に限った条件付きの“護憲”なのです。

共産党が描く「社会主義・共産主義の社会」への道筋は、「資本主義の枠内で可能な民主的改革」と「社会主義・共産主義の社会への前進をはかる社会主義的変革」の2段階があります。つまり「憲法の全条項を守る」のは、第1段階の「民主的改革」までであって、その先の「社会主義的変革」では「憲法を守る」とは一言も言っていません。

というより、「社会主義的変革」の段階では、現行憲法を廃棄し、新しい社会主義憲法を制定して、わが国を「人民共和国」につくりかえようとしているのです。(以上、抜粋)


 公明党がこのような警告めいた記事を新聞に載せる動機は差だけではないが、あながち外れているわけではない。共産党の護憲は社会主義的革命以前のステップの一つにすぎず、彼らの思想の底流にあるのは護憲ではない。社会主義的革命にとって、皇室は邪魔な存在になる。だから、天皇制(この言い方は不適切だが)も革命以前には容認するように見せかけ、革命を為せば即刻廃止を目論むだろう。

志位和夫


 つい先日、共産党との選挙協力等に舵を切ろうとする民主党を批判し、同党を離党した鈴木貴子氏が、共産党について政府に質問主意書を提出した。政府の回答は、共産党を「警察庁としては現在も『暴力革命の方針』に変更はないと認識している」とし、「現在も破防法に基づく調査対象団体」であるというものだった。弱者に寄り添うふりをし、その弱者を味方につけたうえで日本の国体の破壊を目指すのが共産党である。例えば、共産党は生活弱者に生活保護を受ける仲介を数多く展開し、その保護対象者たちを取り込むというモデルを実践している。そういう活動を、社会主義的革命シンパ獲得のための下地にしていこうとしているのだ。


 民進党として目先を変えて再出発を図る民主党宮城県連は、過日、夏の参院選での協力を盛り込んだ協定書を、共産党宮城­県委員会と交わした。これに先立ち、民主党は社民党宮城県連とも政策協定を交わしていている。いくら打倒安倍政権というシングルイシューで選挙戦を戦うにしても、共産党のような公安の監視対象団体と共闘することを選択する意味を、民主党自身が理解できていないのではないか。

 公安監視対象と共闘するということは、直接的であれ間接的であれ、共産党の暴力革命、社会主義的革命に加担することを意味する。各種世論調査で「民進党に期待しない」と答える人が軒並み60~70%という高い数値を示す中、共産党と肩を組んで「憲法を守れ」「立憲主義だ」などと叫んでいれば、民進党に対する数少ない期待はもっと底辺まで落ち込むことだろう。

 民進党は、民主と維新の野合だが、そこに共産党との共闘という野合的パラメーターが更に加われば、民進党が共産党よりも先に淘汰されることになるのではないだろうか。それはそれで健全なのかもしれないが。


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