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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年03月15日

ポピュリズムに徹しても、大衆から見限られる政党 ~ 「民進党」

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 維新の党からすれば、『理念捨て名前捨てさせ里帰り』
 民主党の若手からみれば、『強いられたふりして嫌な名前捨て』

 自民党の高村副総裁は詩人である。民維合流のなんちゃって新党の党名が「民進党」に決まったことについて、高村氏はこのふたつの句を披露した。維新側にとっては、以前いた党に戻っただけだと思われないよう、なりふり構わず名前を変える必要があったということ、また、民主党の若手からみれば、名前を変えることに抵抗するふりをして、本心では選挙を考えて、名前を変えたかったということ。痛烈な批判が込められた二句である。

 党名の公募から決定までを世論調査に委ねるという、徹底したポピュリズムを貫いた民維合流。どうせなら綱領まで公募しろと言いたい気持ちもあるが、それにしても、理念や政治信条、ひいては綱領などをまとめる前に党名決定にかくも多くの時間をかけるとは…。この党のこれまでの展開は、「自分たちでは何も決められない」という正体をご丁寧に自らさらしたということに過ぎない。

民進党だってさ(棒)


 さて、党名を決める週末の世論調査は「立憲民主党」、「民進党」の二者択一だったはずである。その二者択一の調査の結果として示されたのはこの数字だ。

  民主党調査:「立憲民主党」 18.7% 「民進党」24.0%
  維新の党調査:「立憲民主党」20.9% 「民進党」25.9%

 いずれの党の調査でも、二つの党名の合計が50%に達していない。サンプル数はどちらの党も2千というから、4千のうち2千以上の投票は無効票だったということになる。二者択一でのこの結果のどこに信頼性があるのだろうか。一体誰が納得するのだろう。彼らは党名を公募する際、「開かれた党」をアピールしていた。ならば、最初の党名募集から今般の二者択一調査までの詳細をつまびらかにすべきではないのか。

 そもそも、何を目指すかわからない政党に政党名をつけてほしいという要求自体が本末転倒なのだ。高村副総裁の詠んだ通り、負の遺産ばかりの政党の看板を掛け替えようとした旧民主党に、橋下徹に捨てられて元の親分のもとに戻っただけの旧維新。何も決められなかった者たちの集合が大きくなっただけで、恐らく綱領とやらも酷く抽象的なものになるに違いない。

 このなんちゃって新党を皮肉るような世論調査の結果が出ている。NHKが11日から3日間かけて実施した世論調査で、自民党の支持率は前月から0.3ポイント上げて37.9%。ところが、民主は0.7ポイント下げて8.9%、維新に至っては0.8%しかなかった前月の支持率を0.2%まで下げている。とどめはこれだ。

 Q: 民主党と維新の党が合流して結成する予定の新しい政党に期待するか
  「大いに期待する」 4%
  「ある程度期待する」 21%
  「あまり期待しない」 40%
  「まったく期待しない」 29%


 「国民とともに進む」などと意気揚々に述べている所属議員もいるようだが、世論の味方は真逆である。否定的な見方が70%近くになるという惨憺たる結果なのだ。サヨクはよく「安倍政権を支持していない人は4割もいる」などと叫ぶのだが、この結果を見て、否定的な見方には目を瞑り、「4人に1人は期待している」とでも言うのだろうか。

 とりあえず、民進党と立憲民主党以外に存在した5割以上の投票について、説明を求めたい。民と共に進むというのだから、そのくらいはできるだろう。しかしこのなんちゃって新党は、いったい何を目指すのか?「民と共に進む」のは勝手だが、国民が望んでいるのは、「民にとって良い国に導いてくれる政治家、政党」ではないのか。

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