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私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年03月08日

「保育園落ちた日本死ね」に便乗するメディアと国会議員たち

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 「保育園落ちた日本死ね!」 という匿名ブロガーの記事が話題になっている。朝日新聞など、このブロガーに接触!などと、嬉々として報じて、「1億総活躍社会のかけ声とは裏腹に、なかなか解消しない待機児童問題を指摘する内容で、国会でも取り上げられた。ネット上では同じ境遇の人たちから共感の声が相次いでいる」と、政権批判に早速利用している。

 この書きっぷりを見ると、朝日は、厚生労働省のウエブサイトをロクに確認もせず、「民主党議員が取り上げた、なかなか解消しない待機児童問題」と、責任をすべて安倍政権に押し付けようとしているようだ。国会で同じアプローチをしたのが、福島瑞穂である。福島はこの質疑でこの件を取り上げ、「この声をどう聞くか」、「これは本当に悲痛な叫びだ。政策の失敗だ」と安倍総理を批判した。

 福島といえば、民主党鳩山政権時に少子化対策大臣、男女共同参画担当大臣を務めている。当然ながら、待機児童問題には直接かかわったはずなのだが、数字すら覚えていないのだろうか。福島が担当相を務めた平成22年の保育所定員数は216万人。安倍政権はそれを大幅に改善させ、2016年4月1日時点では253万人ま増やしている。民主党だけでなく、社民党までブーメランの名手らしい。安倍総理が激怒するのも無理はない。

保育園定員数の推移


 そもそも、この匿名人物のブログというものは、単なるきっかけに過ぎない。このブログを見た同じ境遇の親ならわかるが、反安倍勢力が「これは利用できる」と判断し、#保育園落ちたのは私だ というハッシュタグを用い、この現象を運動化したという見方が妥当ではないかと思う。実際、この件で国会前のデモが行われたが、共産党議員が複数名参加している。共産党が仕掛けたのか、共産党が便乗しようとしたのかは不明だが、反安倍勢力の欲するところは、政権批判の材料だ。そういうエサに食いつくのは、彼らの習性である。

 この匿名ブロガーも、ひとりの国民に過ぎない。朝日は「共感の声が相次いでいる」と書くが、報道機関なら実際の数字を押さえてから報ずべきではないのか。有配偶者女性の就業率は、平成22年(福島が大臣の時代)に56%だったが、平成26年には62%を超えている(ここの4ページ目)。アベノミクスで景気が上向きになり、仕事をするようになった有配偶者女性が増え、保育園を増やしても追いついていないという見方もできる。福島は論ずるに値しないが、好材料を隠し、たったひとりの匿名ブロガーの主張のみを拡散する姿勢は、報道機関としてフェアではない。

有配偶者女性の就職率の推移
有配偶者女性の就職率の推移


 保育園問題は、一義的には自治体が責任を負うべき案件だ。国会の責務としては、制度改革があるが、制度改革をする前に反安倍勢力がキャンペーンに利用しようとするのだから、福島瑞穂のような議員は、一言でいえば職務怠慢なのだ。職務放棄を宣言するかのような福島、共産党議員の歳費は血税で賄われている。その歳費を待機児童対策に使えば、匿名ブロガーのお子さんも保育園に通えるようになるかもしれない。そのほうがよっぽど国民の為になっているということにならないか。

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