FC2ブログ

私的憂国の書

民主主義を希求しつつ、日本における戦後民主主義を否定する。真の主権回復は戦後レジームの打破から生まれる。
私的憂国の書 TOP  >  2016年02月13日
月別アーカイブ  [ 2016年02月 ] 

北朝鮮問題は、すなわち、支那問題である

← 応援クリック、ありがとうございます。

 永田町もメディアも、どこぞの不倫育休議員の話題で持ち切りだ。野党は安倍政権に対峙する方法として政局しか持たず、メディアはスキャンダルは蜜の味とばかりにやんやの報道ぶりだ。しかし、純粋に国会のことを考えるなら、もっと議論すべきこと、報道すべきことがあるはずである。さしずめ、北朝鮮問題は、国家の安全保障の面からも、拉致事件の面からも、議論を尽くすべきイシューだろう。

 その北朝鮮。日本人拉致被害者らの再調査を担当してきた北朝鮮の特別調査委員会が、12日に談話を発表し、日本人に対する包括的調査を全面的に中止し、調査委を解体すると発表した。核実験と弾道ミサイル発射に対し、日本政府が独自制裁に踏み切ったことにより、拉致被害者の再調査を約束した日朝合意を一方的に破棄した。「日本の反動勢力は、朝日間の合意履行と何ら関係のない問題を口実に、全ての約束を捨て、われわれに挑発を仕掛けてきた」というのが談話である。

金正恩


 予測通りの対応だ。安倍政権は、北がこういうリアクションに出ることを見越したうえで、独自制裁に踏み切ったのだろう。拉致被害者とそのご家族の方々には大変申し訳なく、そして酷だが、この合意破棄は驚くべきことでもなければ、さしたる打撃でもない。どうせ北朝鮮は、真面目な調査などしておらず、拉致を単なる取引材料として利用したかっただけだ。平壌にとってこれは単なるビジネスであり、如何にして日本に金を出させるかという興味しかなかったのだ。

 米国の上院は、北朝鮮制裁法案を、満場一致で通過させた。しかし、「産業活動に利用する北朝鮮の鉱物に対する制裁条項」は、「大量破壊兵器や運搬システムの拡散活動に関連する産業活動」に制裁の範囲が大きく絞られた。北朝鮮の鉱物を最も多く輸入している中国と衝突する可能性を考慮したものだという。

 南鮮は、北朝鮮との経済協力事業である開城工業団地の全面中断を決めたが、こんなことで国論が二分しているようだ。企業側に損失が出るのが理由だからだそうだが、もともと「北朝鮮リスク」を併せ持ったのがこのプロジェクトで、ならず者相手に商売ができるという発想自体が間違っている。加えて、在韓米軍に配備を決めたTHAADに関して中共から強烈なクレームを受け、青瓦台は右往左往している。

 北朝鮮問題は、即ち支那問題なのだ。国連決議に明白に違反した行為を目の当たりにしながら、中共はいまだに「対話と交渉」などととぼけたことを言っている。尖閣や南鮮THAAD配備などに対しては強硬な態度を示すが、北に対しては過度に穏便だ。支那は北朝鮮の貿易で9割を占める相手国と言われ、口ではなんだかんだ言いながら、陰で油を供給している。絵に描いたような二枚舌外交である。

 中共の外相、王毅は「鍵は米朝双方がどう政治決断するかだ」とし、事態を悪化させたのは圧力一辺倒で対話を拒否する米国だと、米国に責任転嫁をしようとしている。だが、支那が北朝鮮の最大の援助国であり、北の生殺与奪を握っていることは国際社会の常識である。その中共の曖昧な態度がならず者を暴走させているのだ。

 やくざの親分が引き締めを図らないから、子分のチンピラが騒いでいる。核実験やミサイル発射の責任の半分は、中共にあるのだ。日本や米国などが主導し、この支那の無責任な態度を積極的に喧伝し、国際社会で対支包囲網を形成したい。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当ブログはブログランキングに参加しています。ご面倒ですが、是非ともバナークリックをお願いいたします。
にほんブログ村 政治ブログへ
バナーが表示されない場合はこちらから。
人気ブログランキング | にほんブログ村 政治ブログ | FC2 ブログランキング

[ 2016/02/13 09:07 ] 外交 | TB(0) | CM(13)
カレンダー
01 | 2016/02 | 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 - - - - -
Banners
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ



憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会
twitter
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ